LINEで送る

Domaine du Clos des Fees

ドメーヌ・デュ・クロ・デ・フェ

ドメーヌ・デュ・クロ・デ・フェの写真1 ドメーヌ・デュ・クロ・デ・フェの写真2 ドメーヌ・デュ・クロ・デ・フェの写真3
URL https://www.closdesfees.com/accueil/
設立
本拠地 Vingrau(ヴァングロー)
当主 Hervé Bizeul(エルヴェ・ビズル)
畑の総面積
資料提供 Cépages


❦ 詳細・歴史

「私はルーションにおいて最高のワインに匹敵するものができるという夢を持っていました。今やその夢は現実のものとなりました」 以前はレストラン店主でワインライターであったHervé BizeulはVingrauの北方で、驚くほど岩が多い、粘土質石灰石土壌で完全なブドウ栽培を貫きました。加えてフルーツの生育に優しい環境を加えることで、彼はルーションの象徴たるワインを作り出しました。さらにリッチで地中海的なフルーティさというものを追求しています。

ガリッグと呼ばれる地中海特有の乾燥地帯の片田舎、干からびた低い石塀が取り囲むル・クロ・デ・フェの地は、まるで絵葉書から飛び出してきたような風景です。遥か昔からぶどう農家は、何代にも渡り、畑に埋もれた大小の石を一つ一つ人の手と馬で取り除いては、根気よく知恵を使って積み上げてきました。



❦ 畑

ぶどうは 7つの異なるエリアで育てられており、それぞれのエリアが特別なテロワールと言えます。 そのひとつは、大変貴重な土壌に恵まれ、「シャトーヌフ」を思わせる丸い小石を大量に含んだ、沖積土由 来の赤粘土質。この酸性土が、他では得られない濃厚さをムールヴェードル種にもたらします。 また、白亜紀の頁岩質の泥灰土からなる黒い土壌には、ブドウの根が深く張りやすく グルナッシュ・ノワールとシラー種に最適の土壌です。 その他、石灰質の台地には、年に 250 日も風が吹き付けます。先代の人たちがこの土地に選んだのは、 グルナッシュ・ブラン種。植え付けられてからすでに 100 年以上になります。



❦ 醸造

醸造は伝統的な方法で行いますが、熟成はキュベによって異なります。 ソルシエールにはステンレスタンクを用い、ヴィエイユ・ヴィーニュにはオーク 樽、クロ・デ・フェは醸造・熟成ともにオーク樽を用います。

「ル・クロ・デ・フェ」 フランス語で「クロ」とは、塀に囲まれた小さなブドウ畑のことです。「フェ」は、魔法の杖を使い、不思議な力を持った想像上の女性、つまり妖精です。「ル・クロ・デ・フェ」 とは、もしも妖精が存在したら住んでいたであろうブドウ畑、という意味です。