Domaine du Mas Bécha
ドメーヌ・デュ・マス・ベシャ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・デュ・マス・ベシャは南仏、スペインとの国境数km程の街ニルスに位置する家族経営のドメーヌで1987年現当主シャルルの父によって購入されました。当時は主に甘口ワインを生産していましたがブドウ以外にもアーモンドやオリーヴを栽培する混合農業をやっているため、出来たワインは協同組合にバルク売りされていました。2002年シャルルがドメーヌに参入すると自社詰めを開始、今日では全てのワインが自社詰めにて販売されています。
当主シャルルとその妹ベアトリスの名前を捩ってマス・ベシャと名乗ったり毎年デザインが変わるアーティスティックな家族の絵をエチケットにしたりとユニークかつ独創的な面が目立ちますがベタンヌ&ドゥソーヴ誌で1ツ星を、ギド・アシェットで4年連続2ツ星を獲得するなど品質の高いワインを毎年生産しています。
❦ 畑
ピレネー山脈と地中海の間にあるアスプル地方の3つの丘、標高55〜90mの地点に25haのブドウ畑を所有しています。
シラーを主体にグルナッシュ、ムールヴェードルが栽培されていますがカリニャン、サンソーは栽培されていません。また白ワインの生産を現在行っていないもののヴェルメンティーノ、グルナッシュ・ブラン、マカベオ、ミュスカも栽培されています。
2009年よりビオロジーによる栽培が行われ、収量は25〜25hl/haに制限されています。
❦ 醸造
醸造はアイテムごとに異なりますがステンレスタンク、グラスファイバー製の発酵槽と樽を使用しています。