Domaine la Louviere
ドメーヌ・ラ・ルヴィエール
❦ 詳細・歴史
ドメーヌはラングドックの最西端に広がるMalepère/マルペールというAOP内、Malviès/マルヴィエ村にある。AOPマルペールはリムーとカルカッソンヌの間に位置し、畑はマルペール山を中心に広がっている。マルヴィエ村はマルペール山の南側にあり、AOPマルペールの中では地中海に近いため、大西洋気候に加えて地中海性気候の影響を強く受けています。現オーナーはドイツ系のFamille Grohe/グロエ家。
畑のポテンシャルに注目したクラウス・グロエ氏が1992年にドメーヌを購入。4人の息子と共に、カーヴの改築やキュベの開発に着手した。現在は息子のニコラ氏がディレクターを務め、オーストラリア出身のJem Harris/ ジェム・ハリス氏が栽培醸造長を務めている。ワイン造りに関しては、伝統的な方法を生かしつつ必要に応じて最新のメソッドを採用するという方針で、味わいはナチュラルでクリーン。
❦ 畑
ドメーヌの敷地面積50haの内、35haが栽培面積となっている。設立当時からオーガニック栽培を実施。マルペールの中では海の近くに畑が位置するため、大西洋から吹く冷たい風の影響も受けている。粘土や小石、砂の混じった多様な土壌だが、総称して「痩せた小石」と呼ばれるような場所で、土が非常に痩せており水はけが良いのが特徴。日中はこの小石に含んでいる水分がブドウ樹を冷やし、夜間の涼しい時間帯には熱を放出することで、ミネラル感に飛んだ味わいのワインができる。
❦ 醸造
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