Domaine Sainte Eugénie
ドメーヌ・サント・ユジェニー
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・サント・ユジェニーは、オード県のビザネに本拠を置く生産者です。設立は 1906年まで遡りますが、3人のブルギニヨンがオーナーとなったのを機に、ブルゴーニュの精神と技術がワイン造りに注ぎ込まれました。 当主のエルヴェ・ガンティエ氏はボーヌの印刷会社社長。小さい頃から「ドメーヌを持って自身のワインを造る」という夢を持ち続けていました。 共同経営者で醸造責任者のジョゼ・ラテロ氏は、ムルソーのロピトー・ミニョンで25 年間統括責任者としてブルゴーニュワインの醸造に携わってきました。彼はワインに対して深い情熱を持つブルギニヨンで、1998年にドメーヌが大手ネゴシアンに売却されたのを機にドメーヌを離れる決意。その話を聞いたエルヴェが、ワイン造りの夢を実現させる道を共に歩もうと提案しました。 また、3人目の共同経営者、パトリック・ブリニョリ氏はエルヴェの従兄で、モータース ポーツのイベント会社を経営していますが、やはり生粋のブルギニヨン、そしてやはりワインをこよなく愛する人物です。このワインという共通の情熱を持った3人の友によって運営されています。
❦ 畑
葡萄畑は60haを所有し、平均樹齢は25年から70年と幅広く、減農薬農法で管理されています。除草剤を使用しない代わりに畑を頻繁に耕し、この地方としてはかなり低い収量におさえ、樹がテロワールを最大限に引き出した葡萄が出来る様に手助けをしています。
❦ 醸造
醸造は、100%除梗し、最低でも20日間マセレーション後、25°Cと低温で発酵させています。マロラクティック発酵を行い、 メルロー、ヴュー・カリニャン、グルナッシュ、カベルネ・ソーヴィニヨンの4品種をそれぞれ熟成させ、9ヵ月後、ブレンドを行い、合計25ヵ月熟成させます。