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l'Ateliers du Bouilleur

アトリエ・デュ・ブイユール

アトリエ・デュ・ブイユールの写真1 アトリエ・デュ・ブイユールの写真2 アトリエ・デュ・ブイユールの写真3
URL https://www.atelier-du-bouilleur.fr/fr/?lang=fr
設立
本拠地 Autignac(オーティニャック)
当主 Martial Berthaud(マーシャル・ベルトー氏)
畑の総面積


❦ 詳細・歴史

ラングドック地方フォジェール村の南東に位置する Autignac/オーティニャック村にて。1906 年に建設された古いマール工場を買い取り、責任者の Martial Berthaud/マーシャル・ベルトー氏がこの地方では唯一、フランス全土においても非常に珍しいオーガニックに特化した蒸留所を運営する。AOP フォジェールの生産者を中心に、ビオロジックもしくはビオディナミ農法を実施する造り手からワインやワインの絞りカスを買い付け、中世以来の伝統的な製法でオー・ド・ヴィーを造る。


❦ 畑

抽出はワインのエスプリ(魂)を引き出す作業なので、原材料となるブドウが良くなければ、優れたオー・ド・ヴィーにはなりえないという考えを持ち、厳格にビオロジックもしくはビオディナミ農法を実施し、顔が見える生産者のワインやマールを仕入れている。蒸留責任者のマーシャル氏自らがドメーヌを訪問し、栽培や醸造を確認する。「我々は認証ラベルにはこだわらない。何故なら、ワイン造りにとってよりよい方法を模索している生産者がたくさんいることを知っているから。同じセパージュであっても生産者によって、それぞれの個性が出る。師匠から生産者のキャラクターを探し出す蒸留をしろと教わった。」と語る。


❦ 醸造

マール(絞りカス)、もしくはワインを加熱し、アルコールを集める。これを 2 回繰り返した後に、必要なものには香草などを加えて香り付けをする。尚、この香草もオーガニックのものを使用している。特筆すべき優れたポイントは 2 点ある。1 点は、協同組合などで造られる、度数が上がりやすい加水されたマールを大型蒸留器で大量生産されるものとは異なり、小型でシンプルでアンティークのような蒸留器を使用して丁寧に抽出していること。最も古い蒸留器は 1927 年製で「シャランティーズ」と呼ばれている。大型の機械とは異なり、全ての液体が自然な重力によって抽出される。もう1点は抽出したアルコールを厳選していること。抽出の際に、最初に集まるアルコールではなく、しばらく経ってから集まる最も良質の部分を選別している。最初と最後に蒸留されるアルコールはアルコールそのものの香りがキツく尖っており、味わいも荒々しい。通常の生産者は採算性を考慮してこれらの質が劣る部分のアルコールもブレンドしてしまうのだが、このアトリエではカーヴ内の清掃用アルコールとして安価で販売している。原料ブドウの個性がきちんと残るアルコールに、杜松の実やヴェルヴェンヌなどで風味付けをして、リキュールやジン等も造っている。

  • マール・ド・レザン・ブラン・ラ・グレンヌ・ソヴァージュ
    画像は実際とは異なる場合があります。
    Marc de Raisin Blanc la Graine Sauvage
    マール・ド・レザン・ブラン・ラ・グレンヌ・ソヴァージュ

    タイプ オー・ド・ヴィ
    生産年 2016年
    ブドウ品種
    容量 500 ml
    輸入元 VIN CROSS
    評価

    通常価格:¥9,680 (税込)
    会員価格:¥8,712 (税込)
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