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les Vignobles de la Grange

レ・ヴィニョーブル・ド・ラ・グランジュ

レ・ヴィニョーブル・ド・ラ・グランジュの写真1 レ・ヴィニョーブル・ド・ラ・グランジュの写真2 レ・ヴィニョーブル・ド・ラ・グランジュの写真3
URL http://www.domaine-lagrange.com
設立 2007年
本拠地 GABIAN(ガビアン)
当主 Rolf Freund(ロルフ・フロインド)
畑の総面積
資料提供 Mottox


❦ 詳細・歴史

2007年秋、南フランスを1年かけてくまなく調査した後、フロインド氏はガビアンにあるLa Grangeを購入しました。ラングドックという温暖な気候に恵まれたLa Grangeのテロワールを一目見て、彼は心を奪われたのです。

それからの数年間で彼は畑に対して多大な投資を行い、すでに植えられていた出来の良くないカリニャンとサンソーを引き抜きました。良いブドウ樹は残した上で、カベルネ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、そしてメルローを新たに植樹しました。さらに近隣のワイナリーから素晴らしい品質のグルナッシュ、ムールヴェードル、シラーを購入しました。

現在La Grangeは50ヘクタール以上の畑を所有していますが、品質の高いブドウ樹ばかりです。2015年には石灰岩で造られた新しい醸造施設が建設されました。

La Grangeは小さな一つの村みたいな存在です。ワイナリーで働くスタッフは彼らの家族と一緒にワイナリーに住み、地下からくみ上げる水を毎日飲んでいます。それはつまり、このワイナリーの環境を守ることは彼ら自身の健康を守ることであり、次の世代の子どもたちの健康のためでもあるのです。空気はとても綺麗で、手つかずの自然がまだそこにあります。かつて羊の牧場だった土地にワイナリーはあり、自然とともに生きることを皆が楽しんでいます。だからLa Grangeで働いている誰もが、「畑を汚したくない、地下水を綺麗なまま守りたい。そのために出来ることは何だってしよう」という強い気持ちを抱いているのです。

ワイナリーの敷地内には4つの家、昔からの醸造所と新たに建てられた醸造所がありますが、全ての畑はこれらの建物の周辺に広がっているため、誰もがリサイクルに気を配るようになり、周辺に棲む動物たちの生育環境を守るようになり、そしてなにより汚染のないクリーンな環境で最高のワインを造るために考えうる最良の道具・設備を使用するようになったのです。そういうわけでLa GrangeはTerra Vitisの認証(サステーナブル農法)を取っています(2012年以降、但し2014年を除く)。

かつてのLa GrangeのオーナーであるMr Orcièreは、今もワイナリーで栽培家として共に働いています。彼の存在はワイナリーにとってとても重要で、それはそれぞれの畑の区画の違い、個性について熟知しているためであり、また彼は新しいやり方に対してとてもオープンでもあります。

さらに彼はLa Grangeの素晴らしいテロワールの秘密についても語ってくれました、つまりワイナリーの真下を流れる天然の地下水についてです。La Grangeのワインが素晴らしい理由の一つが、ブドウ樹がこの地下水にたどり着くための自然のメカニズムと言えます。ブドウ樹がこの地下水を求めて地下深くに根を伸ばすことによって、凝縮度の高いよく完熟した果実味と良質な酸とのバランスの取れたワインが生みだされるのです。
La Grangeの畑は一番高いところで標高250メートルになる丘陵地にあり、ブドウ樹は一日中日の光を浴びることが出来ますが、夜になるとセベンヌ山地から冷たい空気が流れ込みます。これもまたLa Grangeのテロワールが素晴らしいもう一つの理由です。

2007年設立と真新しいワイナリーであるにもかかわらず、すでにその評価はラングドックの中でトップクラスといえます。彼らのフラッグシップワインであるICONE2011(当社未取扱)がいきなりワイン・アドヴォケイト誌で94点の高得点を獲得。一躍世界の注目を浴びることになります。
その後もICONE2012が93点、ICONE2013が94-96点と素晴らしい評価を獲得しています。


❦ 畑

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❦ 醸造

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