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Domaine Peyre Rose

ドメーヌ・ペイル・ローズ

ドメーヌ・ペイル・ローズの写真1 ドメーヌ・ペイル・ローズの写真2 ドメーヌ・ペイル・ローズの写真3
URL
設立 1988年
本拠地 Saint Pargoire(サン・パルゴワール)
当主 Marlène Soria(マルレーヌ・ソリア)
畑の総面積 25.5ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・ペイル・ローズはレロー県北部サン・パルゴワール村近郊にあります。ドメーヌの名前は、Peyreが土地のPeyresから、roseは畑にある石の色から来ています。またroseはマルレーヌ・ソリアの祖母の名字で、祖母の好きな色でもあります。

全ては1973年の夜、マルレーヌがこの土地に魅了された事に始まります。
マルレーヌはヴィニュロンの一家に生まれながらもワインの世界に身を投じるとは予想していませんでした。彼女の職業は建築家だったのです。
建築家としての仕事に一区切り就いたマルレーヌは夫とサン・パルゴワールの地に旅行に行き、夫の勧めもあって畑の開拓を始めました。
電話が唯一の外部との連絡手段で水道、電気、カーヴすらない過酷な状況の中、6年間もの過酷な労働の果てに17haの畑を開拓。
そしてついに1988年ファースト・ヴィンテージをリリースしました。
独立後は協同組合に入る事を拒否し、自分のワイン造りを続けますが、
この頃ラングドックワインの評判は低く、お金もあまり入ってこない厳しい状況が続きます。
転機となったのは世界的ワイン評論家であるロバート・パーカーjrがペイル・ローズのワインを試飲したのと1994年にルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス誌でL'homme d'Anne(その年最も活躍した生産者に贈られる賞)を獲得した事。
これ以降アメリカでラングドック市場が出来上がり、大量に売られるようになったとともにアペラシオンは世界的なものになりました。

世界的に高い評価をうけるようになり、ラングドックのトップ生産者の一人となった後も”シラーの歌姫”の異名を持つマルレーヌは妥協する事をしません。
1997年、新しいセラーを建築後、発酵槽が汚染されている事が発覚した後、彼女は1999年〜2001年の生産を中止しました。
また長期熟成を行ってから販売する独自のスタイルを貫いており、最新ヴィンテージは現在2005年。
現在はヨーロッパ、アメリカ、日本に流通しており、専門誌で高い評価を受け続けるだけでなく新ヴィンテージがいつでるのかを待ちわびているファンも多数存在しています。


❦ 畑

粘土石灰質土壌に25.5haを所有。そのうち23haが赤ワイン用、2.5haが白ワイン用の畑です。
栽培は環境に配慮したビオロジック農法で収量を極限まで抑えたワイン造りが行われています。



❦ 醸造

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