Château Sainte Anne
シャトー・サン・タンヌ
URL |
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設立 |
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本拠地 |
Sainte Anne d’Evenos(サン・タンヌ・ドヴノ) |
当主 |
Jean Baptiste Dutheil de la Rochère(ジャン・バティスト・デュテイユ・ド・ラ・ロシェール) |
畑の総面積 |
15ha |
❦ 詳細・歴史
シャトー・サン・タンヌは5世代続く家族経営のシャトーで、バンドールで初めてビオロジー栽培を開始したシャトー。また先代フランソワーズ・デュテイユ・ド・ラ・ロシェールは“自然派ワインの祖”ジュール・ショヴェの教えをいち早く取り入れ、ビオロジー栽培を実践したことで知られています。シャトー・サン・タンヌでは驚くべき事にビオロジー栽培と言う名が一般的になる前の1976年に既に認証を取得していました。
今日では息子のジャン・バティスト・デュテイユ・ド・ラ・ロシェールによって運営が行われていますがスタイルを変える事なく、不干渉主義のワイン造りによってバンドールを代表する華やかかつフィネス溢れるワインを生産しており、2015年の1月にモンペリエで開かれたルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス協賛のコンペティションでも見事“心に残った1本”を獲得する等バンドールを代表するワインを生産しています。
❦ 畑
ビオロジー栽培によりエコセールの認証を取得済。
南東向きの粘土石灰質土壌に15haを所有。大部分を赤ワインの生産に使われていますが白ワインも若干ながら生産されており、樹齢30〜55年のブドウが栽培されています。
❦ 醸造
選果を伴いながら手摘みで収穫。ムールヴェードルの締まったタンニンを抑えるため抽出は控えめ。
発酵はステンレスタンクで行い、フードルで20〜22ヶ月間熟成ののち極少量のSO2を添加して瓶詰め。