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Domaine de la Bégude

ドメーヌ・ド・ラ・ベギュード

ドメーヌ・ド・ラ・ベギュードの写真1 ドメーヌ・ド・ラ・ベギュードの写真2 ドメーヌ・ド・ラ・ベギュードの写真3
URL http://www.domainedelabegude.fr/fr/
設立 1996年
本拠地 Bandol(バンドール)
当主 Nicolas Tari(ニコラ・タリ)
畑の総面積 17ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・ド・ラ・ベギュードはかつてシャトー・ジスクールを所有していたタリ家が1996年に購入したドメーヌで、今日ではルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス他専門誌で高い評価を受けるプロヴァンス地方きっての実力派ドメーヌです。ムールヴェードルを主体としたプロヴァンスを代表する銘酒バンドールですが、ドメーヌ・ド・ラ・ベギュードのワインはボルドーでワイン造りを行っていた生産者の影響を受けてか、他の生産者のものとは異なり、洗練されたスタイリッシュな仕上がりで、プロヴァンス品種で造ったボルドー・ワインのような印象を与えてくれます。先にも述べたように数々の専門誌で高い評価を受け、この地を代表するドメーヌ・タンピエとも度々比較されている一流生産者。


❦ 畑

ドメーヌはサン・ボーム山脈と海に挟まれたバンドールで最も標高の高いカディエール・ダジュール村に位置しています。サドメーヌが所有する畑は500haと広大ですが、ブドウはそのうち15haで、20の小さな区画から構成されています。栽培方法はビオロジック(エコセール認証)で、細分化された異なるテロワールを所有する粘土石灰質土壌の畑の恩恵を受け、リッチで凝縮感のあるワインが生み出されています。またミストラルが吹き荒れ、標高の高さから昼夜に寒暖の差が生まれることから、南の地方のワインながらも引き締まったボディと冷涼感を持ったワインが生産されています。収量は22hl/haと低く、1本のブドウの樹から375ml取れる程度しか造れません。


❦ 醸造

醸造は伝統的な手法が用いられています。

赤ワイン
2度に渡る選果を行い完全除梗。フェノール類の最適な抽出を促す為にマセラシオンは長く設定。発酵は温度管理付きステンレス・タンクで行われ、熟成は600L樽のドゥミ・ミュイで18ヶ月行われます。