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Famille Sumeire

ファミーユ・スメール

ファミーユ・スメールの写真1 ファミーユ・スメールの写真2 ファミーユ・スメールの写真3
URL http://www.sumeire.com/jp/
設立
本拠地 Trets(トレーツ)
当主 Olivier Sumeire(オリヴィエ・スメール)
畑の総面積 300ha
資料提供 Vin Cross


❦ 詳細・歴史

ワイナリーはエクス・アン・プロヴァンスに程近いサント・ヴィクトワール山麓に位置するトレーツに所在。その歴史は 13 世紀にまで遡る。1789 年には一族のローレンス・スメール氏がトレーツの村長やプロヴァンス州の代表を務めたという記録が残されている。20 世紀初頭に現当主の曽祖父にあたるガブリエル・スメール氏が、飛躍的に所有畑を拡大し、ワイン事業を大きく発展させた。その後、5 人の子供たちに畑は相続され、長男であるエリー・スメール氏がChateaux Elie Sumeire を設立。1970~80 年代にかけて、エリー氏の二人の子息達がワイナリーに最新設備を導入し、1988 年からはワイン事業全ての工程を一貫して一族で行ってきた。2007 年から当主はオリヴィエ・スメール氏。妹のソフィーと共に、地元プロヴァンスのワイン産業に大きな貢献を与えている。2010 年には、社名を「シャトーエリスメール」から「ファミーユ・スメール」へと改名した。AOC コート・ド・プロ ヴァンスにおいて、家族経営としては最大級であり、自社所有の畑のみからブドウを栽培し、醸造、販売まで行う唯一の生産者。


❦ 畑

サント・ヴィクトワール山麓 のトレーツ、プイルービエと地中海近郊のキュエールに総面積で 300 ヘクタールの畑を所有し、栽培はビオロジックを実践。収穫は広大な畑のブドウ全てを手摘みで行う。ブドウ樹の平均樹齢は 30 年、最も古いもので 70 年を超える。常に畑に立ち、ブ ドウに接している。


❦ 醸造

白とロゼワインは繊細さとフレッシュさを損なわないよう、赤ワインはブドウの個性やポテンシャリティを引き出す為、収穫時から温度管理を行い、醸造も樽を用いず全てステンレスタンクで行う。
2005 年に AOC に認定されたコート・ド・プロヴァンス・サント・ヴィクトワールの畑は、広大なコート・ ド・プロヴァンスの中でも土壌が異なり、最上のテロワールを持つアペラシオンで、この畑の大半をファ ミーユ・スメールが所有しており、また IINAO に AOC 認定の申請に尽力してきた。