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Domaine Partage Gilles Berlioz

ドメーヌ・パルタジェ・ジル・ベルリオーズ

ドメーヌ・パルタジェ・ジル・ベルリオーズの写真1 ドメーヌ・パルタジェ・ジル・ベルリオーズの写真2 ドメーヌ・パルタジェ・ジル・ベルリオーズの写真3
URL https://www.domainegillesberlioz.com/
設立 1990年
本拠地 Chignin(シニャン)
当主 Gilles Berlioz(ジル・ベルリオーズ)
畑の総面積 5.5ha
資料提供 FWINES


❦ 詳細・歴史

当主のジル ベルリオーズが1990年にわずか0.8haの畑を借りて設立。

当初のドメーヌ名はジル ベルリオーズのみでしたが、一緒に働く人々を大切にするという想いから、ドメーヌをシェアするという意味の「パルタジェ」を付け加えた。

その後少しずつ畑を拡大させ、2023年現在は約5.5haを所有。そのうち、白ブドウの栽培面積が4ha。

・サヴォワ地方初!ル ギド デ メイユール ヴァン ド フランスで3つ星を獲得
・アルプス山脈の麓の冷涼な気候を活かしたいきいきとしたワイン
・生産本数は年間わずか2万本


❦ 畑

畑はサヴォア地方の中心部、ボージュ山麓の南側斜面に位置している。

1999年~2005年までの間に、区画のすべてを有機栽培、ビオディナミ農法へ転換。

土壌づくりは、ハーブや海藻等を混ぜたビオディミ農法用調剤を使用、月のサイクルを尊重して畑の手入れを行っている。結果、土壌がより肥沃になり、根が地中深く伸びていくようになり、ブドウの樹本来の力を取り戻していった。ワインの味わいも見違えるほど滋味豊かになった。有機認証Eco-cert も取得。

凝縮度が高く糖度と酸のバランスの整ったワインにするために、ブドウの樹1本あたり4~5房のみ残し、収量はわずか30ヘクトℓ/haである。サヴォア地方のブドウ畑の収量が平均70ヘクトℓ/haであることからも、半分以下の驚くほど少ない収量といえる。

収穫はすべて手摘み。熟した果実のみ手摘みするため、同区画で数度に分けて収穫する。



❦ 醸造

プレスは4時間から6時間かけてゆっくり行われる。

ポンピングをせずに、重力のみで自然に流れ出す果汁をタンクに移す。醸造は自然酵母の働きで発酵を促し、SO2の使用は最低限に抑えている。

醸造やボトル詰も月のサイクルを尊重しながら行われる。