URL | https://domaine-arretxea.com |
設立 | 1989年 |
本拠地 | Irouléguy(イルレギー) |
当主 | Thérese & Michel Riouspeyrous(テレーズ & ミシェル・リウペイル) |
畑の総面積 | 8ha |
資料提供 | Le Vin Nature |
ドメーヌ・アレチェアのあるイルレギーはバスク地方にある産地で、スペインに隣接してます。ミシェッルとテレーズ夫婦が約8ヘクタールの畑を有機栽培・ビオディナミの農法で栽培し、人的介入を極力排除し たワインの醸造に努めています。急峻な畑に加えて収穫量も少ないことから、年間で平均35,000本ほどしか生産しておらず、その多くはフランスで消費されています。
ブドウ畑は1998年に有機認証エコセールを取得し、ここ数年はビオディナミのノウハウも取り入れてい ます。栽培品種は、赤ワイン用にはタナ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョンを約6ヘクタール、 白ワイン用にはグロマンサン、プティマンサン、プティ・コルブを栽培しています。植樹の密度は1ヘク タール辺り4000-5000樹。接木にはRiparia種を使用しています。収量は平均35hl/ha。収穫は全て手摘み、収穫時と醸造所でブドウを選別しています。
収穫後、赤ワイン用ブドウは除梗をしてから、重力により小さめの発酵槽にブドウを移します。発酵は自 然酵母の働きだけで行われます。発酵はだいたい3から4週間継続します。白ワインは空気圧式のプレスでプレスした後に、温度コントロールされた発酵槽で、やはり自然酵母の働きだけで発酵をします。
発酵、熟成期間ともに、人的介入は最低限に抑えられています。熟成は澱上で行われ、定期的にバトナージュを行います。これはワインに丸みと、複雑味をもたらすためだけでなく、ワインを安定化させ、結果としてSO2の添加量を減らす役割をはたします。熟成には、ワインのタイプに合わせて、コンクリートタンクや大きな木製の桶、また大樽などを用いています。
赤ワインは、清澄や濾過をしていません。白ワインは、その年の状況により清澄・濾過を最低限するかどうか決めています。
生産量が少なくフランスでほとんど消費されてしまうバスクの希少ワインドメーヌ・アレチェア。
ロゼが入荷しましたが、あっという間に完売してしまいました。
ボルドーのクレレに近い濃い色合いのロゼです。
赤い果実味としっかりとした酸のしっかりとした辛口。タナっぽい固さとタンニンがあり料理と合わたいロゼです。