Château du Cèdre
シャトー・デュ・セードル
❦ 詳細・歴史
シャトー・デュ・セードルは南西地方ヴィル・シュル・ロに位置する家族経営のドメーヌ。
ドメーヌの歴史は1950年代レオン・ヴェラーゲが故郷ベルギーからここロ県に移住した事に始まります。1958年に息子のシャルルとその妻マリー・テレーズによって混合農業が開始されセードルのブドウ畑を開墾。この時代大量生産を行う為に肥沃な土壌にブドウを栽培する生産者が多かった中、シャルルは岩の多い痩せた土地にブドウを栽培し始めたパイオニアのような存在です。その後1973年に初めてドメーヌ元詰めが行われました。
1988年に息子パスカルとジャン・マークに代替わりしましたが、父親の代から伝統を守り続けながらテロワールの表現の探求に情熱を燃やし、高品詞なワインを生産しています。今日ではギド・アシェットで11回のCoups de Coeur獲得、ベタンヌ&ドゥソーヴ誌で4ツ星、ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランスで2ツ星生産者に格付けされるなど輝かしい成績を残すカオールを代表する生産者として知られています。
❦ 畑
今日27haの畑を所有。その90%をマルベックが占め、残りはメルロー、タナ、ヴィオニエ、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブランにミュスカデルが栽培されています。畑は大きく3つの区画に分類されますが、土壌は2種類に分かれます。
1番大きな区画は12.5ha、南西向きの石灰質のガレ場で、この岩の多い粘土石灰質土壌からは細かいタンニンと長い余韻を持った率直なワインが生まれます。残りの2つの区画は真南向きの、赤みがかった鉄分を含む砂で覆われる表土とシリカと粘土を含む深土で構成された砂利の多い土壌でリッチかつパワフルなワインが生み出されます。2000年よりビオロジーによる栽培が行われ2012年に認証を取得。除草剤、殺虫剤等の化学薬品は一切使用されていません。
❦ 醸造
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