Domaine Guillaume Gros
ドメーヌ・ギヨーム・グロ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・ギヨーム・グロは2001年リュベロン地方の小さな村ムーベックに設立した新星ドメーヌ。当主のギヨーム・グロは代々続くブドウ栽培農家に生まれますが17歳の時に上京。10年間カーヴ・タイユヴァン、ジュール・ヴェルヌ、ギィ・サヴォワ、アルンスブールでソムリエとして活躍します。その後自らのワインを造りたいとの情熱からワイン造りへと転向。アルザスのオステルタグの元で修行を積みます。この時アンドレ・オステルタグからブドウ畑を管理し、ブドウを味わう事を学びました。その後はジゴンダスのトップ生産者の一人サンタ・デュックのイヴ・グラの元で、最後にシャトーヌフのドメーヌ・ド・ラ・ジャナスの元で修行を行い、満を持して自らのワイン造りをスタートさせるといきなり注目を集め、数々の星付きレストランに採用されます。今日でもその勢いは止まる事無くフランスの最も権威のある専門誌メイユール・ヴァン・ド・フランスではリュベロンを本拠地におくドメーヌとして唯一の1ツ星を獲得、名実共にリュベロンのトップドメーヌとなりました。
❦ 畑
完璧主義者のギヨーム・グロは観光客向けのワインではなく8ha、28の区画からなるリュベロンのテロワールの確立を目指しており、月のサイクルに基づいたビオロジーによる栽培が行われています。
ブドウの平均樹齢は40年。
❦ 醸造
ブドウは手摘みで収穫後、100%除梗しそれぞれのブドウを混ぜてコンクリート・タンクで発酵。品種ごとに収穫時期が異なるので早く収穫したブドウは冷却を行って新鮮さを保っています。熟成はピエスやドゥミ・ミュイで最長24ヶ月と長めに設定されています。