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Domaine de Juchepie

ドメーヌ・ド・ジュセピ

ドメーヌ・ド・ジュセピの写真1 ドメーヌ・ド・ジュセピの写真2 ドメーヌ・ド・ジュセピの写真3
URL
設立 1985年
本拠地 Faye-d'Anjou(フェイ・ダンジュ)
当主 Eddy Oosterlinck(エディ・オオステルリンク)
畑の総面積 7.5ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・ド・ジュセピはベルギー出身のエディ・オーステルリンクとその妻マリー・マドレーヌが1985年設立したドメーヌ。
エディ・オーステルリンクは元々ワイン造りとは無縁の仕事を営んでいましたが1970年に一杯のワインと出会った事を切掛けにワインに対する好奇心が生まれ、ワインに関する本を読みあさります。その後も直にブルゴーニュへの旅行を計画したのを皮切りに、更にフランス中のワイン産地に関する知識を蓄え、数えきれない程フランスを訪問。赤白ともに楽しんでいましたが特にエディを引きつけたのは甘口ワインで、80年代初頭にロワール地方のサン・ムレーヌ・シュル・オーバンスの貸別荘で休暇を楽しむ間にワイン造りを行いたいと言う願望が生まれました。そして遂に1985年ロワールのフェイ・ダンジュにある小さなコテージと小さな畑を購入。その後も畑は拡大しますが、当初はまだベルギーで仕事を続けていたため、栽培を仲の良い栽培農家に委託しておりドメーヌの名前を付けてリリースを行ったのは1997年、自らが栽培を行い始めたのは2001年と比較的最近の事。
今日ではビオディナミ栽培へと切り替え、アンジュー、コトー・デュ・レイヨンのテロワールを表現した辛口、甘口ワインを生産しており、ベタンヌ&ドゥソーヴ誌で3ツ星を獲得する等アンジューを代表する生産者としての地位を確立しています。


❦ 畑

徐々に畑を買い足しており今日では7.5haの畑を所有。大部分はシュナン・ブランが栽培されていますが、一部カベルネ・フランを栽培しています。
2001年までは栽培を委託していましたが1994年よりビオロジー栽培を開始し、1999年に認証を取得。更にビオディナミ栽培へと切り替え2007年にはビオディヴァンに加入しています。
畑はコトー・デュ・レイヨン・フェイ内にある南南西向きの斜面に所有。
平均樹齢は40年以上で最も古いブドウは1911年に植樹されています。
エディは畑を2つのテロワールで分類しており、1つは石炭紀の砂岩を下層土に持つ流紋岩混じりの粘土質の“シュレル”、もう1つは20〜40cmの薄い粘土質と片岩、花崗岩などの火山系の母岩を持つ“クアルツ ”
辛口ワインでは30hl/ha、甘口ワインでは10hl/haに絞っていますが、収量はグリーン・ハーヴェストより芽搔きによって行われています。


❦ 醸造

4回〜8回に分けて手摘みで収穫。
垂直式プレス機で緩やかにプレス。
野生酵母を用いてバリックで発酵し辛口では最低10ヶ月、甘口では18ヶ月澱の上で熟成。上級キュヴェには新樽も使用しています。

  • アンジュー・ラ・ジャール・ド・ジュセピ
    画像は実際とは異なる場合があります。
    Anjou la Jarre de Juchepie
    アンジュー・ラ・ジャール・ド・ジュセピ

    タイプ 白ワイン
    生産年 2017年
    ブドウ品種 シュナン・ブラン100%
    容量 750 ml
    輸入元 VIN CROSS
    評価

    ラ・ジャール・ド・ジュセピは醸造にアンフォラを用いたキュヴェ。そのため他のキュヴェよりクリアかつピュアな仕上がりになっており、何層にも重なる果実味とミネラリティが魅力的なアンジュー。一般的な果実味に寄ったアンジューの印象を大きく変えてくれる1本です。
    通常価格:¥6,380 (税込)
    会員価格:¥5,742 (税込)
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