Domaine Michel Brégeon

ドメーヌ・ミシェル・ブレジョン

URL	http://gorgeois.over-blog.com
設立	1975年
本拠地	Gorges（ゴルジュ）
当主	Frédéric Thaillet（フレデリック・タイエ）
畑の総面積	7ha

❦ 詳細・歴史

ミシェル・ブレジョンは変節者であり、革命家であり真のテロワリストで、長年に渡りミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌのテロワールを守り続けてきました。ミシェル・ブレジョンはテロワールに対する深い造詣から協同組合やネゴスが造るようなアペラシオンの繊細なニュアンスを失った大量生産ワインではなく、テロワールを反映させた偉大なムロン・ド・ブルゴーニュを生産しています。ムロン・ド・ブルゴーニュは一般的に若いうちに飲むフレッシュなワインとして生産されている事で知られていますが、ミシェル・ブレジョンはその常識を打ち破り、いくつかのキュヴェでは7年シュール・リーで熟成させた後にリリースしています。このような企みは懐疑論者たちから恰好の的となりましたが、彼の熟成させたムロン・ド・ブルゴーニュの放つフレッシュかつ深みのある味わいは懐疑論者たちをもうならせました。
ブレジョンのワインは熟成させた上質なシャブリに酷似しており、数々の専門誌から称賛を受けています。
2012年にミシェル・ブレジョンは惜しまれつつも引退、今日ではフレデリック・タイエが運営を行っています。

❦ 畑

実家のドメーヌで7年間働いた後1975年に自らのドメーヌを設立。1989年父親が引退するとともに実家のドメーヌの畑も譲り受けました。現在7haを所有し、粘土、シリカ、斑れい岩土壌。斑れい岩土壌は青みがかった緑色の深成岩で非常に珍しい土壌。海底下でのマグマによって形成されミシェル・ブレジョンのワインに強烈な複雑さを与えてくれます。
栽培はリュット・レゾネ。

❦ 醸造

キュヴェごとにシュール・リー期間が異なりますが最長で7年。グラスファイバー製のタンクを使用しています。