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Domaine Courtault-Tardieux

ドメーヌ・クルトー・タルデュー

ドメーヌ・クルトー・タルデューの写真1 ドメーヌ・クルトー・タルデューの写真2 ドメーヌ・クルトー・タルデューの写真3
URL
設立
本拠地 Thésée(テゼ)
当主 Simon Tardieux et Alain Courtault(シモン・タルデュー & アラン・クルトー)
畑の総面積
資料提供 VIN CROSS


❦ 詳細・歴史

ドメーヌはロワール地方シェール川の右岸 Thésée/テゼ村にあり、AOP Touraine , Touraine Chenonceau , Crémant de Loire を造っ ている。オーナーは Simon Tardieux/シモン・タルデュー氏 と Alain Courtault/アラン・クルトー氏の二人。独特なテロワールが注目され 2011 年に AOP 認定となった Touraine Chenonceau はシレックスと 粘土が混じる土壌で、現在 27 の村でこの AOP が認められている。22
生産者が造っており、ドメーヌ・クルトー・タルデューは 2016 年にそれに加わった。シェール川が見えること、ソーヴィニヨンブラ ンの場合は収量が 60hl/ha 以下であること、畑が斜面にあることなど、諸条件を満たしている必要がある。このドメーヌの ように右岸に畑がある場合、表土から 20 cmは水が溜まりにくく温まりやすい軽い土でブドウの根が下に伸びやすい。20~ 28 cmのところもやわらかい土で、シレックスと多くの小石を含んでいる。さらにその下は粘土が増え砂の割合が減る。全体的 には粘土が多く、シレックスを多く含む土であるとはいえ、力強くボディのしっかりしたワインが出来る。AOP Touraine Chenonceau の名前の由来は「有名なシュノンソー城を臨める畑のみが AOP に認定される」とシモン氏は言う。所有す る畑はトータルで 15ha。その内訳は、7.5ha ソーヴィニヨンブラン、3ha ガメイ、2ha コ(コット=マルベック)、1ha ピノ ドニス、1ha カベルネフラン、 0.5ha クレマン用のシャルドネとなる。アラン氏の父親が 70 年代からこの土地で農業に取り 組み、アスパラガスや果物などを栽培していた。現在のブドウ畑は丘陵の上に広がっている。霜害の懸念がる斜面下の部分 の川のそばには畑はない。

シモン氏は 10 代のころからワイン造りに興味を持っており、トゥーレー
ヌの Domaine Clos Roche Blanche/ドメーヌ・クロ・ロッシュ・ブラ ンシュなどで経験を積む。同時に障害者介護の仕事にも興味を持っ ており、将来はどちらの仕事に従事するか決めかねていたが、大学卒 業後ソーシャル・ワーカーとして務め始めた。しかしワイン造りに対する
情熱は冷めることなく結局 2006 年にテズ村に戻り、ブドウ栽培を始 めていたアラン氏のところでスタージュ(インターンシップ)として働く事
に。2009 年には出資をして、アラン氏と共同でドメーヌを経営することとなった。2014 年には最新のカーヴを建設。栽培は ビオロジック農法ですべてのキュヴェでエコセール認証を所得済み。醸造に際しては樽を使わず、グラスファイバー製かプラスチ ック製のタンクを用いている。収穫はすべて手摘み、自然酵母発酵、フィルターはごく粗く、SO 2 の量も最小限に抑えてい る。


❦ 畑

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❦ 醸造

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