Domaine de la Noblaie
ドメーヌ・ド・ラ・ノブレ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・ド・ラ・ノブレはシノンでも古くからワイン造りが行われている家族経営のドメーヌ。
先代フランソワ・ビヤールはモントレイユ・ベレ大学で講師を務め、ロワール・ワインの発展に寄与した人物で、今日、当主を務めるジェローム・ビヤールはディジョンで醸造学を修めた後、ボルドーのシャトー・ペトリュス、アメリカ、ナパ・ヴァレーのドミナスと行った世界最高峰のワイナリーで修行を積んだ後2003年にドメーヌに参入。
ジェロームが参入後、ドメーヌ・ド・ラ・ノブレは2005年から有機栽培を実践し、エコセールを取得。2006年には地質研究家ルネ・モルラにドメーヌの所有する畑の調査、掘削を依頼し、テロワールを完璧に把握する等品質向上へと注力します。
今日ではフランスの評価誌ベタンヌ&ドゥソーヴで2ツ星を獲得するほか、ロワール・ワインに精通するマスター・オブ・ワイン、リチャード・ケリーは“ここ10年のシノンにおける最もエキサイティングな新星の一人”と高く評価しています。
❦ 畑
シノンのアペラシオンに24haを所有。土壌は石灰質を母岩に厚さの異なる粘土の表土が覆っており、一部珪質粘土土壌も所有。
栽培はビオロジーでエコセール認証を取得済み。
カベルネ・フランの青さが主張しないようにブドウが適熟した状態を見極めて2〜3回に分けて手摘みで収穫。
シュナン・ブランも成熟が均一になり難い為、熟したブドウのみを複数回に分けて手摘みで収穫。
❦ 醸造
白はステンレス・タンクで発酵、熟成。
赤はキュヴェに応じてステンレス・タンクもしくは15〜17世紀に造られた石灰質のタンクで発酵。ステンレス・タンク、フレンチ・オークで熟成。