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Domaine des Huards

ドメーヌ・デ・ウアー

ドメーヌ・デ・ウアーの写真1 ドメーヌ・デ・ウアーの写真2 ドメーヌ・デ・ウアーの写真3
URL http://www.domainedeshuards.com
設立 1846年
本拠地 Cour-Cheverny(クール・シュヴルニー)
当主 Michel Gendrier(ミシェル・ジャンドリエ)
畑の総面積 35ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・デ・ウアーはロワール地方トゥーレーヌ地区クール・シュヴルニーに位置する古代品種ロモランタンに情熱を燃やす生産者です。

1846年ピエール・ジャンドリエによって設立され7代続く家族経営のドメーヌで1922年に現当主の祖父が栽培していた畑は父の代、とりわけ1960年代に拡大され現在は35haを所有しています。そのうち8haがロモランタンの畑で古いものは1922年祖父の代に植樹されたものが今も残っています。
ロモランタンという品種はあまり馴染みの無い品種ですがロワール地方でもその歴史は古く1519年フランソワ一世によって80000本の樹がブルゴーニュからロモランタン城にもたらされた事に始まります。その後多くの畑に植樹されましたが現在ではこのクール・シュヴルニー村にわずかに植わっている非常に希少な古代品種となりました。


❦ 畑

ドメーヌ・デ・ウアーはこの希少なロモランタンの他にも多くのロワール品種をビオディナミによって栽培しています。


❦ 醸造

他の一流生産者同様“偉大なワインは偉大なブドウから造られる”の信念のもと栽培に力を入れており醸造では取り立てて変わった事は行われていません。
天然酵母を使用し、近代的な設備で伝統的な醸造を行います。


❦ スタッフコメント

ロワール・トゥーレーヌ地区で割と見落とされがちなアペラシオン「クール・シュヴェルニー」のワインを紹介します!

クール・シュヴェルニー2009 ドメーヌ・デ・ウアー

シュヴェルニー地区の希少地元品種ロモランタン。ドメーヌ・デ・ウアーは現在はエコセール認証のみですが、ビオディナミも導入しています。(1998年からビオロジーとビオディナミを取り入れて栽培)レモンやグレープフルーツなどの柑橘系のはつらつとした酸味と少しハーブの香りもあるさわやか系ワインですが、古木が生み出す(この生産者かなり樹齢の高い木を持っています)厚みとうまみもあります。

若いときはちょっと酸味がとんだりはねたりしてる感じだなーと思っていたのですが、今すっかり落ち着いて飲み頃です! ビオ系のワインはよいタイミングで飲むとおいしいですよ〜♪