Domaine François Chidaine
ドメーヌ・フランソワ・シデーヌ
❦ 詳細・歴史
「フランソワは首まで土の中に埋まっているよ」フランソワを知る造り手たちは彼をこう表現する。白亜の石灰岩を底土に持つ畑の特徴を如何にワインに表現するか、フランソワは土と格闘した結果、ビオディナミを実践するに至る。
フランソワ・シデーヌはモンルイ(17ha)とヴーヴレイ(10ha)に葡萄園を持つ生産者。それぞれにワイナリーを持ち、年産1万ケースの殆どはシュナン・ブランを使った白ワイン。得意の辛口(セック)から中甘口のドミセック、甘口のモアルー、スパークリングワインまで幅広く生産しているが中でもセックとドミセックは最もドメーヌの良さを表現している。果実味、美しい酸味、ミネラル感、味わいが見事にまとまり堂々としている。そして独特な透明感がフランソワのワインであることを主張している。
❦ 畑
Not Available...
❦ 醸造
Not Available...
ヴーヴレの名高い葡萄園「クロ・ボードアン」はポニャトヴィスキ家から借り受け栽培醸造を行う。味わいの要素がワインの中に凝縮され張り詰めた感覚が飲むものを捕らえる、厳格な味わいを持つワイン。最高の区画とフランソワの情熱が融合したまさに芸術的と高く評価されている。(クロ・ボードアンは2006年8月からシデーヌの所有となった。)
モンルイやヴーヴレイの従来のイメージを覆す、彼のワインはフランスのワインガイド「メイユール・ヴァン・ド・フランス」に於いても二ツ星の評価を得ている。