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Domaine Constant-Duquesnoy

ドメーヌ・コンスタン・デュケノワ

ドメーヌ・コンスタン・デュケノワの写真1 ドメーヌ・コンスタン・デュケノワの写真2 ドメーヌ・コンスタン・デュケノワの写真3
URL http://www.constant-duquesnoy.com/
設立 2004年
本拠地 Mirabel-aux-Baronnies(ミラベル・オー・バロニエ)
当主 Géreard Constant & Denise Duquesnoy(ジェラール・コンスタン & ドゥニーズ・デュケノワ)
畑の総面積 16ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・コンスタンス・デュケノワは2004年ベルギー人夫婦ジェラール・コンスタン&ドゥニーズ・デュケノワによって設立。ドメーヌ・レ・ゾースロンを所有していたジャン・エジンガールが引退とともに売りに出した畑を、長年ワイン造りを夢見ていたジェラール・コンスタンが購入した事に始まります。

ジェラール・コンスタンはフランス、イタリア、スペイン、ドイツといった旧世界からアメリカ、カナダといった新世界まで数多くのワイナリーを訪問したワイン愛好家で、ワイン造りを行いたいと言う夢を実現する為に畑を購入、スーズ・ラ・ルス・ワイン大学で勉強、ブルゴーニュで研修を行いました。また同様にアルザス、シャンパーニュ、ブルゴーニュ、そしてローヌの一流生産者たちの意見やアドヴァイスも積極的に取り入れています。
2005年、2006年ヴィンテージは以前の所有者が所有していたレ・ゾースロンで自らのやり方で醸造を行っていましたが2007年にローヌの天才醸造コンサルタント、フィリップ・カンビを招集し大幅に品質、生産量が向上しました。
2007年ヴィンテージがロバート・パーカーから高い評価を受けたことで一躍有名になり、今日ではヴァンソーブルを代表する生産者として知られています。


❦ 畑

ヴァンソーブルに位置する12haの畑をドメーヌ・レ・ゾースロンから購入。標高250〜400m、4分の3のブドウ畑が丘の斜面に段々畑状に広がっています。殆どの畑が南東向きで豊富な日照量を得る事が出来ます。土壌は粘土石灰質土壌。ブドウの樹齢は15〜55年、平均して35年のグルナッシュ(65%)とシラー(35%)が栽培されています。
可能な限り化学肥料や農薬を使用しないリュット・レゾネによる栽培が行われていますが近年ではビオディナミ農法を取り入れています。
収量は厳しく制限されており、コート・デュ・ローヌで35hl/ha、ヴァンソーブル周辺では20hl/haに設定されています。
近年AOPケランヌに6haの畑を新たに購入。ファースト・ヴィンテージは2014年になる予定です。
適度な成熟を果たした段階で厳格な基準で選果を施しながら収穫。


❦ 醸造

温度管理の出来るステンレス・タンクに、室温12℃のセラールームを所有。
ジェラール・コンスタンは新樽を使用する事に否定的なため、熟成に使用する樽はヴォーヌ・ロマネのアンヌ・グロとジュヴレ・シャンベルタンのドニ・モルテの使用樽を使用しています。