Domaine de la Vieille Julienne
ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌの設立は1905年。長い間他の生産者同様収穫されたブドウはネゴシアンへと売却されていた為、ドメーヌ元詰めが開始されたのは1960年代マキシム・ドーマンが当主になってからの事です。
1990年に今日の当主ジャン=ポール・ドーマンが参入すると古樹のグルナッシュにフォーカスしたワイン造りを開始し、また1994年には初めてリザーヴ・キュヴェを生産するなど精力的に活動を行います。先代マキシム氏の代は大量生産を行っていましたがジャン=ポール氏は良質なワインは良質なブドウから出来ると信じ有機栽培を開始、収量を大幅に下げました。
すると難しかった1999年ヴィンテージにおいて卓越したワインを生産すると2000年にも評価誌において高得点を獲得し、一躍シャトーヌフのトップ・シャトーと方を並べるようになります。今日では古典的ながらも表現力に富んだエレガントなワインを生産しており、メイユール・ヴァン・ド・フランスで2ツ星、ベタンヌで3ツ星を獲得している他様々な評論家から高い評価を獲得しています。
❦ 畑
シャトーヌフのエリアに10ha、コート・デュ・ローヌのエリアに5haを所有。
1994年から有機栽培を導入し2000年に全ての畑を有機に切り替えると2005年には完全にビオディナミに以降。
❦ 醸造
選果を伴いながら手摘みで収穫後、選果台で2回目の選果を行い、区画、ブドウごとに発酵を行います。フードルで12ヶ月熟成の後に瓶詰め。