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Domaine des Amouriers

ドメーヌ・デ・ザムリエ

ドメーヌ・デ・ザムリエの写真1 ドメーヌ・デ・ザムリエの写真2 ドメーヌ・デ・ザムリエの写真3
URL http://www.amouriers.com
設立 1928年
本拠地 Vaqueras(ヴァケラス)
当主 Patric Gras(パトリック・グラ)
畑の総面積 22ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・デ・ザムリエはサン・デュ・カイユとともに高い評価を受ける南ローヌ、ヴァケラスを代表する生産者の一人です。

蚕を育てる為に与えられていたプロヴァンスで桑を意味する“アムリエ”がドメーヌの名前の由来で、ドメーヌの最初のブドウは1928年に植樹されました。その後年々栽培面積を増やし現在では30haを所有しています。

ドメーヌはその後1985年農業技師でありエノロジストのジョスラン・シュツィクイェヴィッツがオーナーになってから知名度が上がります。1997年にジョスラン氏は亡くなりましたが、ジョスラン氏の右腕であったパトリック・グラが家族の要望もあり、ドメーヌの運営権を任せられます。2008年にはモンペリエ醸造学校で醸造学の学位を取得したジョスラン氏の息子イゴールもドメーヌに参入。伝統を引き継ぎ、自然に則った伝統的な栽培を続けている事から2014年にはビオロジックの認証を獲得しました。

ドメーヌ・デ・ザムリエはサン・デュ・カイユに比べるとモダンな生産者ですが、完全なモダンワインと言うよりはモダン寄りのクラシック生産者と言えます。日照量が多く暑い為、力強くパワフルなワインが出来るヴァケラスにおいて洗練されたエレガントなワインを作り上げる生産者で近年日本での知名度、人気も上がっています。


❦ 畑

ドメーヌ・デ・ザムリエは今日ヴァケラス、I.G.P.ヴォークリューズに合わせて30haの畑を所有しています。樹齢は平均50年と古く収量は自然に低下。その為ヴィンテージやアペラシオンに応じて収量は25〜35hl/haです。この古木と土壌の多様性に完璧に適応させる事で偉大なエレガンス、複雑かつリッチなアロマが生み出されます。


❦ 醸造

収穫は手摘み。品種ごとに醸造を行う伝統的な手法でコンクリート・タンクを使用。