Domaine Santa Duc
ドメーヌ・サンタ・デュック
❦ 詳細・歴史
《歴史》 1874年 ドメーヌ サンタ デュック創設 。
1985年 エドモン グラから、イヴ グラに引き継ぎ、現在5代目。
《オーナー》 イヴ グラ
《評価》 ロバート パーカー Jr.は、ジゴンダスの5ッ星生産者として、非常に高く評価しており、『ローヌ ヴァレー』の中で、「私にいわせればサンタ デュックはジゴンダスに君臨するチャンピオンである」といい、また「ワインスペクテーター」誌が選んだ2000年のBest100の中で、彼の’98年ジゴンダスが15位にランキングされました。いかなるワイン雑誌でも、ジゴンダスについて語られドメーヌ サンタ デュックの名前が出てこないということは、決してありません。ロバート パーカー Jr.「ワールド グレイテスト ワイン エステイト」に掲載。
《エピソード》 息子のベンジャミン(23歳)は、現在ディジョンで醸造学を学んでいるが、\'14年秋にロマネ コンティで4ヶ月間発酵に携わる。将来的にはドメーヌを継承する予定。
1985年に父親のエドモン グラから引き継ぎました。それまでは大半がバルクでネゴシアンに売られていましたが、イヴ グラの代になってすべて自家葡萄園元詰めに切り替えました。ドメーヌワインには多くの畑仕事が必要で、現在4~5人を畑専門に雇っています。ネゴシアンワインは畑の作業は少ないですが、ブレンドに労力がかかります。しかしグラには南ローヌの友人が多く、彼らの情報を通して良い葡萄が入手出来るそうです。セラーでの仕事は基本的にグラ一人で行なっています。葡萄園面積は約10haで、コート デュ ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありません。しかしこの小さなドメーヌで、イヴ グラによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。
❦ 畑
《葡萄園》 10ha
《葡萄栽培》 マサル セレクション。自社畑はオーガニック \'12年から一部アイテムに認証のABマークが付く。しかし、やり方は20年間変わっていない。
《収穫》 100%手摘み。15人で3週間。 ドライアイスを使用して、SO2を使わないようにする(ML発酵と瓶詰め前には少し使用)。
❦ 醸造
《ワイン造り》 収穫時期が異なるため、発酵してからブレンド。18度と高めの温度で、3~4週間で発酵(18度以下では、技術的なワインになってしまう。ゆっくりの発酵が大切)。瓶詰めは月の満ち欠けに従う。
《納品先》 フランスの著名なレストラン、アラン シャペル、ミシェル ブラス、ウストー ド ボーマニエール、ラ ピラミッド、ローベルガード、クリスチャン エティエンヌ等で使用。