LINEで送る

Jean Perrier et Fils

ジャン・ペリエ・エ・フィス

ジャン・ペリエ・エ・フィスの写真1 ジャン・ペリエ・エ・フィスの写真2 ジャン・ペリエ・エ・フィスの写真3
URL https://www.vins-perrier.com/
設立 1853年
本拠地 Les Marches(レ ・マルシェ)
当主 Gilbert Perrier(ジルベール・ペリエ)
畑の総面積 62ha
資料提供 INABA


❦ 詳細・歴史

1853 年まで遡る、歴史ある重要な生産者
62ha の自家畑を所有するサヴォワでは最大規模の家族経営のワイナリー
1853 年にカセラン ペリエ(Catherin Perrier:1820 年生まれ)は、サンタンドレ・ レ ・マルシェにセラーを購入しモン・グラニエの山の麓で葡萄栽培をスタートしました。その後、4 代目のジャン=ヴィクトール(Jean-Victor Perrier)時代には、サヴォワで最初にボトル売りをするワイン生産者となりました。
1964 年、ジャン=ヴィクトールの息子であり、現在のオーナーのジルベール(Gilbert Perrier:5 代目)がワイナリーに加わり、その後ボトリングラインに投資を行いました。そして、サヴォワが A.O.C.に認められた 1973 年にボトリングラインが完成、生産量が増えました。その後もワイナリーに意欲的に投資を行い、現在、サヴォワ全体で約 350 の生産者がいますが、その中で最大規模のワイナリーへと成長しました。現在はジルベールと 3 人の息子、フィリップ(長男)、クリストフ(次男)、ジル(三男)が中心となってワイナリーを運営しています。2015 年からは、将来ワイナリーを引き継ぐべく、クリストフの息子アレクサンドレも加わりました。

葡萄の栽培面積は62ha、12の村に120区画の畑を所有しています。栽培品種は、ジャケール、アルテス、ルーサンヌ、シャルドネ、モンデュース、ガメイ、ピノ ノワールです。収穫は、急斜面の畑は機械が入れないため手摘みで行い、残りは機械で摘み取ります。常勤は25名、収穫時期は、さらに50名ほどを雇います。醸造はオーナーであるジルベールの長男フィリップが担当、アレクサンドルも醸造をしています。年間生産量は約60万本、そのうち、白ワインが70%、赤ワインが20%、スパークリングワインが10%です。生産量の90%は国内向けで、そのうち60%が地元サヴォワのスキーリゾートのレストラン向けです。



❦ 畑

Not Available...


❦ 醸造

Not Available...
ジャン ペリエでは、ジャケールやアルテス(ルーセット)に注力しており、 畑は、アビムやアプルモンに所有しています。ジャケール、アルテスの平均樹齢は 35 年から 40 年です。ジャケールのワインはミネラリーで、さらにアビム、アプルモンは、グラニエ山の断崖の崩落による様々な泥と石灰石で構成される混沌とした土壌で、それらから火打ち石のノートがもたらされます。また、これらの品種を単一で仕込むことで個性を表現しています。ヒュー ジョンソン「ポケットワインブック」では、アビム、アプルモンの試すべき生産者として掲載されています。