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Jimsheladze Winery

ジムシェラーゼ・ワ イナリー

ジムシェラーゼ・ワ イナリーの写真1 ジムシェラーゼ・ワ イナリーの写真2 ジムシェラーゼ・ワ イナリーの写真3
URL https://www.facebook.com/vellinowines
設立
本拠地 Kakabeti(カカベティ)
当主 Beka Jimsheladze(ベカ・ジムシェラーゼ)
畑の総面積
資料提供 YORUGOS


❦ 詳細・歴史

当時26歳の若きワインメーカー、ベカ・ジムシェラーゼは、自身の家族が続けてきたワイン生産を続けたいという思いから、2015年に金融業から転身し、VELLINOを創業しました。
VELLINOのナチュラルワインは、有機農法で栽培された土着の葡萄を、ジョージアの伝統的な醸造方法(※)を施し生産しています。 VELLINOは、ユニークで他では手に入らないようなワインを作り、ジョージアの8000年の歴史を誇るワイン造りの伝統を世界に発信することをミッションとして掲げています。
(※クヴェヴリと呼ばれる地下に埋められた粘土の容器を使い、スキンコンタクトをしながら発酵をする方法。この醸造方法は、2013年からユネスコの無形文化遺産として保護されています)

ベカ・ジムシェラーゼがワイン造りを始めた時の最大の動機は、家族の伝統でした。
自分たちの手でブドウ畑を耕し、季節の変わり目にはブドウ畑で歌を歌い(ジョージアでは、ブドウの木は人の気分を理解し、それがブドウに表れ、その後ワインになると信じていました)、化学物質の介入をせずにブドウの木とブドウをできるだけ自然で健康に保ち、先祖代々受け継ぐクヴェヴリに敬意を払い、自然にできたワインが薬だと信じ、毎日グラス1~2杯のこのワインを愛する人と分け合い、飲んでいくこと。自然の一部であるブドウ畑と、自然から与えられた神聖な液体であるワインに、ベカの家族はいつも敬意を払っていました。
このような伝統が、小さな家族経営のワイナリーで造られるすべてのワインの動機とインスピレーションとなったのです。


❦ 畑

ヴェリーノのブドウ畑はすべて有機農法で栽培されています。農薬、除草剤、化学肥料、化学物質散布は一切行っていません。季節ごとに畑を耕し、剪定は手作業で行い、すべての作業を手作業で行っています。ブドウの収穫も手作業で行っています。


❦ 醸造

醸造プロセスも自然なものです。発酵とマセラシオンには、地中に埋められたクヴェヴリを使用しています。葡萄は収穫時に作業員によって選別され、良い葡萄だけが破砕され、野生酵母による自然発酵が行われます。アルコール発酵後、クヴェヴリは密閉され、ワインは皮付きのまま2ヶ月から8ヶ月のマセラシオンが行われます。この間、クヴェヴリの形状によって、ワインは自然に濾過されます。醸造中は亜硫酸塩を添加せず、衛生面を考慮し、瓶の洗浄のみを行っています。瓶詰めされたワインは、温度と湿度が管理された特別なセラーで保管され、様々な国へと渡っていきます。