Julia Bertram
ジュリア・バートラム
❦ 詳細・歴史
ジュリア・バートラムは、1989年生まれ。アール地方で100年続くワイナリーの家系で、ジュリアは5代目になります。ドメーヌの本拠があるのはデルナウで、所有畑はマイショスからバート・ノイェンアールにかけての5つの村に点在しています。2013年に家族から譲り受けた僅か1.3ヘクタールの畑を元に自身のワイナリーを設立。2014ヴィンテージから自身の名義で本格的にワイン造りをスタートさせました。現在の栽培面積は3.5haで、ピノ・ノワールのみを栽培しているマイクロ・ワイナリーです。若いワイナリーですが既に欧米各国のワイン業者やワイン愛好家の間で大評判になっているドイツ最先端の新世代ワイナリーです。
❦ 畑
ドメーヌの畑では除草剤や殺虫剤は一切使用していません。認証は受けていませんが、ビオロジックによる栽培を行っています。畑の植物多様性の維持とブドウとの競合を促すために畝の間にはカバークロップを生やしています。畑の植樹比率は6~7,000本。剪定方法はギヨ式です。急斜面であるため栽培作業の全てが手作業で行われます。ジュリアは、テロワールを表現した明確でニュアンスのあるワインを目指し、古木のブドウ、低収量、手摘みによるソフトで優しい収穫、過熟ではなく成熟のピークでの摘み取り、野生酵母による醸造、ポンプを使わず重力を利用して果汁とワインに負荷を掛けない醸造、樽の風味をワインに付けない熟成、無清澄による瓶詰めなど、出来る限り自然で最低限の介入によるワイン造りを行っています。
❦ 醸造
Not Available...
014ヴィンテージから本格的にワイン造りをスタートさせたピノ・ノワールのみを栽培している若いワイナリーですが、既にアメリカ、イタリア、スウェーデン、デンマーク、オランダ、スイスに輸出され始め、欧米のワイン業界やワイン愛好家の間で今大評判になっています。ドメーヌではテロワールを表現するニュアンス豊かなワインを志向し、ビオロジックな栽培と野生酵母による醸造、最低限の介入による自然なワイン造りを行っています。ジュリアのワインは花のような上品な香りとミネラルを感じるエレガントさ、フレッシュでジューシーな口中、酸と旨味に引き立てられた官能性を備えているのが特徴で、これまでのクラシックなドイツワインとは一線を画する現代的スタイルのピノ・ノワールです。