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Weingut Egon Müller

ヴァイングート・エゴン・ミュラー

ヴァイングート・エゴン・ミュラーの写真1 ヴァイングート・エゴン・ミュラーの写真2 ヴァイングート・エゴン・ミュラーの写真3
URL http://www.scharzhof.de/en/
設立 1797年
本拠地 Wiltingen(ヴィルティンゲン)
当主 Egon Müller(エゴン・ミュラー)
畑の総面積 8.3ha


❦ 詳細・歴史

世界最高峰の白ワイン生産者の一人

ヴァイングート・エゴン・ミュラーは1797年から代々続く家族経営のドメーヌ。モーゼルの急斜面、スレート土壌に植えられたリースリングから息を飲むようなワインが造られています。ドイツ、モーゼル・ザール・ルーヴァー地方で最も有名な28haの銘醸畑シャルツホフベルクを8.5ha所有。エゴン・ミュラーはシャルツホフベルクの最大所有者であり、その畑から出来るワインによって長い間この地方の最高生産者として君臨しています。

エゴン・ミュラーのワインは総じて魅力的な果実味とスレート土壌由来の張りつめたミネラルにイキイキとした酸、そしてとてつもなく長い余韻を持っています。


❦ 畑


ワインはすべて自社畑で取れたブドウから造られており、8.5haのシャルツホフベルクの他には4haの単独所有畑ル・ガレしか所有しておりません。ル・ガレに関しては1954年に醸造所ごと購入したヴィルティンゲン村の醸造所のため、エゴン・ミュラーの名前では生産されておらず、エゴン・ミュラーの名前とともに出されるのは8.5haのシャルツホフベルクのものだけと大変希少です。

ドイツのグラン・クリュとも言われるシャルツホフベルクはには19世紀から植わっている自根のブドウがあり、ワインに凝縮感や複雑味、気品を与えてくれ、極上のワインが仕上がります。


❦ 醸造

エゴン・ミュラーは世界トップの家族経営生産者たちのグループ、"Primum Familiae Vini"にドイツで唯一参加しています。このグループに参加しているのは、

フランス、ボルドーのシャトー・ムートン・ロートシルト
ローヌのボーカステルを生み出すファミーユ・ペラン
イタリアのサッシカイアを生み出すテヌータ・サン・グイード
ソライアを生み出すアンティノリ
スペインのヴェガ・シシリア
シャンパーニュのポル・ロジェ

など錚々たるメンバーです。

2015年9月にはオークションでシャルツホフベルガーTBA2003が18本で163万円と最高価格を更新しました。