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Barone Cornacchia

バローネ・コルナッキア

バローネ・コルナッキアの写真1 バローネ・コルナッキアの写真2 バローネ・コルナッキアの写真3
URL https://www.baronecornacchia.it
設立 1577年
本拠地 Torano Nuovo(トラーノ・ヌオーヴォ)
当主 Filippo e Caterina Cornacchia(カテリーナ & フィリッポ・コルナッキア)
畑の総面積 48ha
資料提供 INABA


❦ 詳細・歴史

400年の歴史を持つ。
1577年、コルナッキア家がナポリ王国により、バローネ(男爵)の爵位を与えれ、ブルボン王朝との国境を接するこの土地を管理、監視する役目を担っていた。そのような経緯から、先祖代々、広大な土地を所有し、その中から葡萄栽培に適した選りすぐりの土地を畑とし、質の高いワインを造ってきた。
コルナッキア家は代々、チヴィテッラの要塞に居住していたが、長い戦争の後、1861年にイタリアが統一されると、コルナッキア家は要塞を手放さなくてはならなかった。それにより、狩猟地だったトラーノ ヌオーヴォに移り住むことを余儀なくされた。この場所が現在のワイナリーがある場所。
20世紀初頭、イタリア全土を襲ったフィロキセラによる畑の壊滅後、フィリッポ ヴィッツァーロ コルナッキアがアメリカの台木にクローンを接ぎ木し、畑の植え替えを行った。
20世紀の初頭、モンテプルチャーノ ダブルッツォの生産を開始。
1933年、品評会で最初の公的な賞を受賞。カテリーナとフィリッポの祖父の時代には、既に見本市にワインを出展していた。祖父は当時からモンテプルチャーノの高品質なワインを造っていた。
1960年代、モンテプルチャーノ ダブルッツォをアブルッツォでいち早く瓶詰めを行った。
1969年、バローネ コルナッキアの畑から、現在も広く使われているR7というモンテプルチャーノのクローンが採取された。
1980年代、カテリーナとフィリッポの父、ピエロ コルナッキアがヨーロッパ、アメリカへワインの輸出を始める。
1990年代、日本へ輸出をスタート。ピエロの時代に、ポッジョ ヴァラーノ、レ コステが誕生。
2012年、ゴフレード アゴスティーニがコンサルタント・エノロゴとしてワイン造りに参加。
2016年、カテリーナとフィリッポが正式なオーナーとなる。



❦ 畑

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❦ 醸造

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2012年からエノロゴのゴフレード アゴスティーニが参加しました。 ピエロからカテリーナとフィリッポの姉弟へと世代交代が行われ、彼らはアゴスティーニからコンサルタントを得て、ワイン造りに改革を行いました。主な変更点は、①マセラシオンの期間を長くした。また、デレスタージュを行うようになり、タンニンがエレガントでなめらかになった。②水平回転式発酵を導入、上位キュヴェに使用。それにより、酸化させずに成分を抽出出来るようになった。③アゴスティーニのアドバイスの下、全ての工程で厳しい手順を決めた。タンクや樽からの分析をより多く行い、それぞれに合ったブレンドをする。④新しいフィルターシステムやボトリングラインを導入しました。その結果、伝統的なコルナッキアのアイデンティティは守りつつ、高いエレガンスを追求することが出来るようになりました。