Chiusa Grande
キューザ・グランデ
❦ 詳細・歴史
当主のフランコ デウサニオ氏はアブルッツォの協同組合でエノロジストとして働いた後、1990年にブドウ畑を購入し、1998年に念願の自身のワイナリー「キューザ グランデ」を設立しました。
デウサニオ氏は「昔の農民としての良心に立ち返ること。ワインはあくまでも飲み物で農民が造る生活必需品であり、決して嗜好品であってはならず、理屈抜きに気持ちよく飲める物でなければならない」というポリシーの元、ビオロジック農法で育てられたブドウを使い、日常飲むことができる価格のワインを造っています。
❦ 畑
キューザ グランデはアドリア海から約30km内陸のグラン サッソ山の麓、標高300~450mに3箇所畑を所有しています。ビオロジックを実践し、AIAB及びICEAの認証を取得。畑は他の生産者の畑と隣接しない場所にあり、他の生産者の薬剤の影響も受けない最良の環境です。また、アブルッツォでは一般的に灌漑が行われていますが、このワイナリーでは畑に撒く水も100%雨水を使用し、100%アブルッツォの自然を表現しようとしています。
❦ 醸造
ワイナリーは地下に醸造設備がすべてあり、夏場でも比較的冷涼な環境を維持することができます。ISO9001とISO14001を取得し、醸造過程においても、栽培と同じように自然環境に配慮し、できるだけ二酸化炭素を出さないような工夫がされています。