Cantine Olivella
カンティーネ・オリヴェッラ
❦ 詳細・歴史
ワイナリーと畑はヴェスヴィオ火山の二つの峰の北側、ヴェスヴィオ-ソンマの中腹付近、St.Anastasia(サンタアナスタシア村)にあります。ここはヴェスヴィオ国立公園の中に位置し畑は3万9千年前の噴火で降り積もった火山性の砂に近い土壌です。この地で友人と地元のレストランの為にワインを造っていたアンドレアとその友人チロとドミニコの3人が共同オーナーとして2004年にワイナリーを立ち上げました。所有面積は10ha。ヴェスヴィオ-ソンマに中世から残る地場品種、カタラネスカ、カプレットーネ、ピエディロッソを中心に全て自根で栽培し、無農薬、化学肥料不使用の自然農法を実践してワイン造りを行っています。
❦ 畑
[カタラネスカ種]
1450年 アラゴン王でありナポリ王でもあったアルフォンソ5世により、スペインのカタルーニャ地方より持ちこまれ、ソンマの斜面に植えられたのが起源。現在もヴェスヴィオ火山の外輪山にあたるソンマにわずかに残ります。楕円形の大きな粒でバラ房。果皮は薄い黄金色。晩熟で収穫は10~11月頃。
[ピエディ ロッソ種]
カンパーニャの古い土着品種で1世紀には既に文献に登場します。「赤い足」を意味する名で過去には「パロンビーナ」や「パルンモ」と呼ばれていました。その名の通りブドウの茎が赤く、粒は中~大サイズ。果皮は厚く濃い紫色、ワックス分が多く、房は中程度のバラ房です。火山性土壌と相性が良く、美しい酸と地中深く張った根から表現されるミネラル感が特徴。
❦ 醸造
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