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La Bellanotte

ラ ・ ベラノッテ

ラ ・ ベラノッテの写真1 ラ ・ ベラノッテの写真2 ラ ・ ベラノッテの写真3
URL http://www.labellanotte.it/wordpress/
設立 1985年
本拠地 Farra d'Isonzo(ファッラ・ディゾンツォ)
当主 Benassi Paolo & C SSP.IVA/CF (パオロ・ベナッシ & クリスティーナー・ヴィシンティン)
畑の総面積
資料提供 SENGOKU CO.LTD


❦ 詳細・歴史

300年前のある一夜
カードゲームで勝ち取ったフリウリのお屋敷
それが「La Bellanotte ~ 美しい夜 」。
さあ、ワインを囲んだ楽しい晩餐が始まります。

スロヴェニアとの国境近く、イソンツォ河に沿った谷間のフリウリの偉大な白ワインの産地であるフリウリ・イソンツォDOCと、それに隣接した名前の通りなだらかな丘が広がる産地であるコッリオDOCをまたぐ位置に、ラ・ベラノッテはバセッリ屋敷と美しいブドウ畑を所有します。

このエリアはフリウリの白ワインの大地とも呼ばれ、ワイン造りに非常に恵まれた環境です。

ラ・ベラノッテを主に指揮するのは、トスカーナ出身のオーナー パオロ・ベナッシ氏。スロヴェニアへ車を飛ばしてカジノを楽しんだり、週末はトスカーナに戻って夜遊びを楽しんだり。まるで昔この屋敷に住んでいたといわれるルーチョ公爵の現在版を思わすような、人に伝わる熱いエネルギーと新しいアイディアに溢れた人物です。もう一人のオーナー クリスティーナー・ヴィシンティンは、フリウリ出身で地元の村長も努める傍らワイナリーで働いており、後ろでワイナリーをしっかりと支えています。

ワイナリーの歴史は、パオロとクリスティーナの二人の祖父の友情から始まります。イソンツォ河付近は第一次世界大戦時、イタリアとオーストリア軍の戦場となった場所でもあり、イタリア国内でも最も被害を受けた場所です。戦時中にパオロの祖父、エンゾはフリウリで兵士として過ごし、戦後、新たにこの地を訪れます。その時にたまたま訪れたのが、クリスティーナの祖父、アントニオが所有していた、この美しいワイナリーです。

無造作に置いている「Vino per i Italiani~イタリア人の為のワイン」と書かれた樽を見たその瞬間に二人の熱い友情が始まり、それは一生涯続くものとなります。その後も長い時を経て、トスカーナとフリウリの二つの家族の友好は深まり、うちに本格的なワイン造りもスタートします。そして1985年、ついにラ・ベラノッテという名前で正式にワイナリーが立ち上がりました。

ラ・ベラノッテのスピリットは、自然の力を尊重したワイン造りです。BIO認証は取っていませんが、無農薬や最低限のSo2の利用など有機農法を多く取り入れたワイン造りが行われています。
パオロの言葉でいうならば、"偉大なワインのうしろに物語や詩情(Poesia)がないものなんて存在しない。それがなければ、ただの平べったくて味気ないワインになるのさ。"
ラ・ベラノッテのワインの味わいには、フリウリの大地の恵みと文化の奥に、こうした二つの土地をまたぐ友情と物語が感じられます。



❦ 畑

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❦ 醸造

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