Ca'del Baio
カ・デル・バイオ
❦ 詳細・歴史
カ・デル・バイオはトレイゾで4代に渡ってワイン造りを行っている家族経営のワイナリーで、2011年にはイタリアの著名なワイン誌“ガンベロ・ロッソ”でViticulturist of the Year(年間最優秀栽培家)を獲得、ジェームス・サックリングやアントニオ・ガローニといった評論家からも高い評価を獲得しています。
カ・デル・バイオを運営するグラッソ家の歴史は、現当主ジューリオ・グラッソの曾祖父ジュゼッペ・グラッソが4人の子供とともにアスティ県のカロッソからトレイゾ村に移住した事から始まりますが、最初にブドウが植樹されたのはジュゼッペの息子ルイージの代になってからです。
そして2001年ジューリオの代になり、カ・デル・バイオとしてワイナリーを設立。2002年ガンベロ・ロッソの最優秀エノロゴに選ばれたジュゼッペ・カヴィオラをコンサルタントに招集し、品種個性、畑の特徴を尊重したワインを生産しています。
❦ 畑
ネイヴェからも遠くないバルバレスコ村との境に位置するワイナリーの周辺に畑を所有しています。
トレイゾの畑は砂を含む石灰岩質土壌で知られていますが、バルバレスコに近いためカ・デル・バイオが所有する畑は石灰質泥土土壌が大半を占めています。
基本的にはボルドー液以外の農薬は使わないなどビオに近い形を取っていますが、畑が壊滅状態にならないように柔軟に対応を行う為に認証は取得していません。
❦ 醸造
野生酵母を使用し、SO2も最小限に抑えた畑の個性を重視したシンプルな醸造を行っています。