Morando Silvio
モランド・シルヴィオ
❦ 詳細・歴史
モンフェラートの「名人」モランド・シルヴィオ。
彼が所有するブドウ畑は14ha。この地域で伝統的なバルベーラ、グリニョリーノ、コルテーゼ、ファボリータ、そして少量のシラー、テスト的にピノ・ノワールと絶滅寸前の古代品種バルサミーナを一区画のみ栽培している。区画ごとにそれぞれのワインを造る。
グリニョリーノは修道士がその品質から選んだ11世紀にさかのぼる古代の起源を持つ純粋な品種であり、以来、交配による進化をしていない。また、近隣のアスティ地区のグリニョリーノと比較して、ここカザレーゼは昔海底にあった影響から力強さが特徴となる。
彼の2大トップキュヴェは、グリニョリーノ古樹100%で造る「アナルキコ」と樹齢100年のバルベーラ100%で造る「レ・コステ」。「アナルキコ」というキュヴェ名は彼の祖父の兄弟の名前から付けた。非常に男性的で頑固な性格がワインに良く出ている。一方、彼の祖父の畑を受け継いだ「レ・コステ」はエレガントで親しみやすい。
彼は「ワインに大事なことは、誰が造り、どの畑で造ったのか。ワインに性格が表れる事」だと言う。
❦ 畑
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❦ 醸造
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