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Paolo Scavino

パオロ・スカヴィーノ

パオロ・スカヴィーノの写真1 パオロ・スカヴィーノの写真2 パオロ・スカヴィーノの写真3
URL http://www.paoloscavino.com
設立 1921年
本拠地 Castiglione Falletto(カスティリオーネ・ファレット)
当主 Enrico Scavino(エンリコ・スカヴィーノ)
畑の総面積 29ha


❦ 詳細・歴史

パオロ・スカヴィーノはエリオ・アルターレと並び、バローロ・ボーイズと呼ばれるモダン・バローロ生産者の中でも優れた生産者の一人。

1921年設立とバローロでも老舗ワイナリーですが、当時の当主パオロは設立して10数年で既にバローロで発生した品質向上運動の先導を切り、この時から既にブドウの質を重視し、優れたブドウしか醸造には持ち込まないなどワインへの品質に情熱を燃やしました。

パオロの後を継いだエンリコもパオロの醸造哲学と知識を受け継ぎ高品質なワイン造りに情熱を捧げます。この地方で初めてワイン造り、醸造所の温度管理を行い、1993年にはそれまで使われていたスロヴェニアン・オークに代わりバリックを導入。その後も回転式発酵槽を導入するなど新たなアプローチを続けます。1998年にはスロヴェニアン・オークを買い戻し、バリックと併用する事で更にワインのバランスを整える等改革を続け、モダン・アプローチによって造られるバローロは世界的に高い評価を獲得。今日でも娘とともに精力的にワインを生産しています。


❦ 畑

カスティリオーネ・ファレットに所有していた2haの畑は今日29haまで拡大。本拠地のブリック・デル・フィアスクの他バローロ、セッラルンガ・ダルバなど周辺7つの村に畑を所有しています。


❦ 醸造

醸造においては優れたワインは優れたブドウから造られるとの哲学のもと最小限の介入に留めています。
アイテムごとに変わりますが基本的にバリックで1年間熟成後、大樽で熟成します。