Vino Lauria
ヴィノ・ラウリア
❦ 詳細・歴史
シチリア島西部、パレルモから南に70キロ程のアルカモにある小さなワイナリー。
当主であるVito Lauria(ヴィト・ラウリア)は、家族がワイン造りをしていたこともあり、生まれながらにしてワイン造りに携わっていた。フリウリの大学でワイン醸造学を学んだ後、北イタリアの様々なワイナリーで実務経験を積み、2005年に自分の生まれ育った町であるシチリアのアルカモに戻り、元々祖父が運営していたものの廃業となり管理されていなかったワイナリーを引継いで、Vino Lauria「ヴィノ・ラウリア」を設立した。
Vitoは、これまでに学んだ知識と経験をいかして、全ての栽培を有機農法へと転換するとともに、最先端の技術を取り入れ、抜本的な改革を行った。現在では、ほぼ全てのワインがオーガニックでありヴィーガンである。
彼は、揺るぎのないワイン造りへの情熱と哲学、そして、この地域への尊敬の念を持ってワイン造りに取り組み、ワイナリーの立ち上げから僅か数年で、クオリティを大幅に向上させることに成功した。彼のワインは、伝統と現代的なワイン造りの技術が融合した、力強く個性的なものとなっており、自然派でありながらも、とても綺麗な味わいのワインとなっている。
彼のブドウ畑は海抜600〜1000メートルに位置している。黒ブドウは粘土質の土壌で、白ブドウは石灰質の土壌で栽培されている。Vitoは、シチリアの伝統的なブドウ品種を大切に守り、シチリア、そしてアルカモの土地、歴史、感情、味を表現するワインを造っている。
❦ 畑
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❦ 醸造
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