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Castello di Ama

カステッロ・ディ・アマ

カステッロ・ディ・アマの写真1 カステッロ・ディ・アマの写真2 カステッロ・ディ・アマの写真3
URL www.castellodiama.com/
設立
本拠地 Gaiole In Chianti(ガイオーレ・イン・キャンティ)
当主 Marco Pallati(マルコ・パラッティ)
畑の総面積


❦ 詳細・歴史

カステッロ・ディ・アマは精巧かつ偉大なフィネスを持ったワインを生み出すトスカーナでも有数の優れた生産者に挙げられます。長い歴史を持っていますが、現在のオーナーに変わったのはさほど前の事でもなく、伝統派というよりも国際品種を取り入れ、技術革新を行ったモダン・キアンティに分類される生産者です。
カステッロ・ディ・アマの本拠地はシエナから北東におよそ20km離れたガイオーレの丘陵に位置しています。ガイオーレの丘陵は森林や葡萄畑、オリーヴ畑等の牧歌的な起伏有る風景が楽しめるキャンティ・クラシコの中心地。歴史的にエトルリアに属していたこの地域のワイン造りの歴史は998年まで遡ります。
11世紀、アマは新星ローマ帝国皇帝のヘンリー6世、オットー4世から特権を与えられた受益者のうちの一人で、後にカステッロ・ディ・アマはフィリドルフィ家の所有物に変わります。15世紀に入るとアラゴン侵攻により破壊を受け、18世紀初頭に残った要塞はピアニジアーニ家、リクッチ家の両家によって再編されました。
1773年にはトスカーナ州知事であるピーター・レオポルド大公は“トスカーナの政府報告”でアマを長い葡萄栽培のルーツを持つ地域だと賞賛しています。


1982年ワイナリーの運営は後にこの地方で最も尊敬を集めるワインメーカーになる精力的な若き農学者マルコ・パランティに任される事になります。マルコはまず所有する畑の栽培特性を決定する為に10年かけて研究に取りかかりました。彼の指揮の下畑は斜面の向きや土壌を元に個別に分割されていきます。
1988年ワイナリーはオーナーの娘であるロレンツァ・セバスティが所有権を獲得、マルコとロレンツァは1990年代に結婚します。
この後、地質、地形を利用した新しいクローン、国際品種であるメルローを栽培、今まで使っていたスロベニア産の大樽からフレンチオークへの変更、畑の密植度の変更等次々と新しい試みを行います。
2003年にガンベロ・ロッソ誌でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、当主のマルコ・パランティはキャンティ・クラシコ協会の会長も務めています。会長としてマルコ・パランティはキャンティ・クラシコの生産エリアを確立。また他の生産者たちと協力し長く厳しい戦いのもと、新しいルールの制定も行い、2008年には新たに長い熟成期間を定めた“リゼルヴァ”を誕生させる等トスカーナ州のワイン発展に貢献しました。


❦ 畑

カステッロ・ディ・アマの近代化は35年前に所有する葡萄が植樹し直された事に始まります。全体の260haのうち90ha近くを葡萄が、40haをオリーヴが栽培されています。
標高487m南向きの斜面でサンジョベーゼ、メルロー、シャルドネ、ピノ・ノワールを栽培するのに理想的な粘土石灰質土壌。


❦ 醸造

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