Rocca di Montegrossi
ロッカ・ディ・モンテグロッシ
URL |
www.roccadimontegrossi.it/ |
設立 |
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本拠地 |
Gaiole in Chianti(ガイオーレ・イン・キャンティ) |
当主 |
Marco Ricasori Firidolfi(マルコ・リカーゾリ・フィリドルフィ) |
畑の総面積 |
18ha |
資料提供 |
ミレニアムマーケティング |
❦ 詳細・歴史
ガイオーレ・イン・キャンティのリカーゾリ男爵家はイタリア首相にしてキャンティ・クラシコのフォーミュラを確立したことで知られるベッピーノ・リカーゾリを輩出した名家です。その若き末裔の一人、マルコ・リカーゾリ・フィリドルフィが運営し、ここ数年国際的評価をめきめき上げているワイナリーがロッカ・ディ・モンテグロッシです。
マルコは完璧主義者で知られ、母親からこのワイナリーを引き継いだのち数年をかけて彼自身の考えに基づいて設備を一新し、畑を整備し直しました。敷地は60haのうち18haがブドウ畑、20haがオリーブ畑にあてられています。ブドウ畑は石灰質の中密度の土壌からなるなだらかな丘の南向き及び南西向き斜面に位置しており、その標高は300~450mです。
家系の伝統にのっとり、マルコはサンジョヴェーゼを基本とした真のキャンティ・クラシコ作りを自らに課しています。ワイナリーの横にあるロマネスク教会に因んで名付けられたサンマルチェリーノ畑で獲れるサンジョヴェーゼ100%のワイン、キャンティ・クラシコ・ヴィニェート・サンマルチェリーノはその偉大なテロワールを表現することに成功して1999ヴィンテージがガンベロ・ロッソの3ビッキエリを獲得しました。2006ヴィンテージからは同ワインにプニテッロという補助品種をブレンドし、そのスタイルに磨きをかけて2007ヴィンテージが再び3ビッキエリに輝いています。
またマルコはメルローとカベルネ・ソーヴィニョンを植えることを決め、地場品種だけでなく国際品種を通してテロワールの表現を試みています。ジェレミアはメルロー60%、カベルネ・ソーヴィニョン40%のワインで、ガイオーレのテロワールを反映して筋肉質で引き締まったワインに仕上がりました。さらにマルコはマルヴァジア・デル・キャンティから作るヴィンサントでも名声を得ています。一般的なヴィンサントとは完全に一線を画したこの宝石のようなデザートワインは、マルコの情熱と完璧主義の結晶です。
近年マルコは有機栽培にも取り組み、2010年にはイタリアの認証機関“ICEA”によるオーガニック認証を取得しました。ワインは2010ヴィンテージより順次オーガニック認証ワインとなります。
❦ 畑
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❦ 醸造
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