Giavi
ジャヴィ
URL |
http://www.giavi.it |
設立 |
1914年 |
本拠地 |
Conegliano(コネリアーノ) |
当主 |
Marco Cuscito & Rossella Zuanetti(マルコ・クシート & ロゼッラ・ズアネッティ) |
畑の総面積 |
13ha |
資料提供 |
Firadis |
❦ 詳細・歴史
15のコミューンから形成される、ヴェネト州のプロセッコ・コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ。中でも風光明媚な景観を誇るコネリアーノは、DOC名にも冠されている通りヴァルドッビアーデネと双璧を成すプロセッコの重要な生産地域である。この地に醸造所を構えるジャヴィの所有畑もコネリアーノの街を見下ろすモンティチェッラの丘の南西斜面に広がっており、太陽の恵みを存分に浴びて粘土と砂礫土壌の上で育つブドウからは、リンゴや洋ナシを思わせるフルーティでストラクチャーのあるワインが生まれる。一般的にもコネリアーノのプロセッコは豊かな風味とストラクチャーに定評があり、石灰質土壌のヴァルドッビアーデネの線の細さを補うためにブレンドされることもしばしばあるという。
醸造所の設立は1914年、フランチェスコ・ジャヴィが、テッツァ家からブドウ畑を購入したことに始まる。1990年代に改植するまで、フランチェスコの代に植えられたブドウが放置され、また、栽培されたブドウも協同組合に売られていたが、彼の姪であるロゼッラ・ズアネッティとその息子マルコ・クシートが所有権を譲り受けて以降、劇的な変化を迎えた。
アメリカに留学していたマルコは、2003年に故郷に戻るとすぐに醸造所の改革に着手。家業であるブドウ栽培とワイン造りの発展を自らの使命として、古いセラーを改築し、栽培プログラムも見直した。本格的にワイン造りが開始されたのは2005年。イタリア最古にして最高のコネリアーノの醸造学校で農業学と醸造学を修めた醸造責任者のマリアーノ・パンコットとともに、グレラ単一品種でコネリアーノのテロワールを表現したプロセッコ造りに情熱を注いでいる。
エキス分と香りを抽出するため、発酵前には低温でのスキンコンタクトを行うなど、理想とするワインのために様々な工夫が凝らされたジャヴィのプロセッコは、華やかな果実溢れるモダンな味わいが特徴的である。「飲んでくれる人の喜びが最高の栄誉」だというマルコ。それ故、評価誌やコンクールへの出品は行っていないが、若々しくピュアな喜びにあふれたプロセッコを手掛ける優良生産者である。
❦ 畑
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❦ 醸造
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