Jules Taylor
ジュールス・テイラー
❦ 詳細・歴史
『ジュールス・テイラー』が生まれたのは、マールボロに初めてぶどうが植えられた年でした。今では、彼女が生産するワインは数々の賞を受賞し、世界中に反響を呼んでいます。ジュールスの幼少期のマールボロは、ちょうどワイン産業が勢いにのり始めた時代でした。大学でジュールスは、動物学を学んでいました。しかし、卒業後にリンカーンの大学院でぶどうの栽培とワイン醸造を勉強することにしました。最初の仕事は、マールボロのワイナリーの中でも歴史の深いVintechでした。その後、イタリアのピエモンテで数年間修行を積み、シチリア、オーストラリア、クラウディー・ベイを周り、最終的にMarlborough Valley Cellarsに腰をすえる事になりました。それは、ジュールスにとってのターニングポイントでした。なぜなら、ジュールスの人生に大きな影響を与えた、Kim Crawford, Simon Waghorn、 Matt Thompsonとい3人の”師”に出会えたのです。2001年に独立し、ジュールス・テイラー・ワインズとして自身のワインを作る際も、この3名が後押ししてくれました。最初のヴィンテージは、ピノ・グリとリースリングが200ケースでしたが、現在ではソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ロゼも生産しており、新しくグリューナー・フェルトリーナーが加わったところです。マールボロは、ニュージーランドの特徴である、爽やかな緑の香るソーヴィニョン・ブランが実る地域です。マールボロといえばソーヴィニョン・ブランであり、これはジュールスが特にこだわる品種でもあります。ジュールスは、ソーヴィニョン・ブランが見せる、この土地特有のユニークで活き活きとした表情を愛してやみません。ソーヴィニョンを飲むことも作ることも大好きです。ジュールス・テイラーのソーヴィニョン・ブランは、2007年と2010年にAir New Zealandの開催するコンテストで、ソーヴィニョン・ブランのチャンピオンに輝きました。ジュールス・テイラーのワインを造るチームは、小さいながらしっかりしたチームです。マールボロ出身のメンバーもいればそうでないメンバーもいますが、みんなマールボロを”ホーム" だと思っています。 ジュールス・テイラーがいなければ、このワイナリーも存在しませんでした。ジュールスを簡単に紹介すると、彼女はワイン生産者であり、先見性があり、夢想家であり、みんなのやる気に火をつけるのが上手で、料理上手で、LouisとNicoの母親で、数十万ものぶどうの母でもあります。誰からも好かれる性格です。
❦ 畑
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❦ 醸造
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