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Vinhos Barbeito

ヴィニョス・バーベイト

ヴィニョス・バーベイトの写真1 ヴィニョス・バーベイトの写真2 ヴィニョス・バーベイトの写真3
URL http://www.vinhosbarbeito.com
設立 1946年
本拠地 Funchal(フンシャル)
当主 Yasumitsu Kinoshita(木下康光)
畑の総面積
資料提供 木下インターナショナル


❦ 詳細・歴史

ヴィニョス・バーベイト社は、1946年に設立された代表的なワイナリーで、マデイラの中心地、フンシャルの西海岸に面した高い崖の上にある。マデイラ島では珍しい家族経営で、今なお頑なに伝統的な醸造法を継承し、膨大な原酒のストックをもとに、すぐれたブレンド技術で世界中に高品質のマデイラワインを供給している。2008年には最新設備を誇る待望の新ワイナリーをオープン。醸造設備の刷新や熟成庫の向上、そして生産環境の合理化により、バーベイト社のマデイラワインのさらなる品質向上と安定した供給が可能となった。

バーベイト社では、カマラ・デ・ロボス地区からティンタ・ネグラ、マルヴァジア、ブアルを、サン・ヴィセンテ地区からはティンタ・ネグラ、セルシアル、ヴェルデーリョなどを、契約栽培畑から安定的に供給されている。
また、マデイラワインのヴィジュアル・アイデンティティーともいえる籐細工のカバーをかぶせたフラゴンボトルを初めて開発したのもバーベイト社で、以来市場を席巻してきた。しかし、近年環境への配慮の点からフラゴンボトルを廃止し、ストレートボトルへ変更した。

バーベイト社の自慢は、良質のヴィンテージワインを使用し、思い通りの品質に調整できるブレンド技法にある。熟成200年近い非常に貴重なものを含む膨大な原酒ストックの中から、厳しく管理され、かつ、マデイラワイン協会の分析を経たヴィンテージマデイラを、絶妙なブレンディング技術で豊富にブレンドしていることもバーベイト社の製品の特長のひとつである。


❦ 畑

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❦ 醸造

バーベイト社は、糖分の多い高品質の原料葡萄のみを厳選し、エストゥファによる伝統的な加熱方式を用いてマデイラワイン独特の風味を生み出すことに努めている。

酒精強化はエストゥファの前に行われ、3~6ヶ月のそれを経て、さらに最低6ヶ月間静置された後、再びアルコール度数が18~19度になるように調整される。高級品は大きな倉庫の屋根の下にCANTEIRO(石室)と呼ばれる暖かい貯蔵場所を作ってゆっくり加熱熟成が行われる。

樽熟成はフレンチオークのみを使用。3年で出荷される製品は、クーバという25,000リットル入りの大樽で、5~10年のものは450リットルの樽で熟成する。熟成期間中は、年に一度、一つの樽から同質の古い樽へと樽を変えている。

❦ スタッフコメント

リカルドさんとその奥様がご来店
先日、1927年のマデイラをティスティングする機会に恵まれました。ドライフルーツやカラメル、ローストしたナッツなどの甘く複雑な香りがお店全体に広がり、味わいも長い熟成を経ているのにもかかわらず曇りなくとってもきれい。酸味に繊細なキレがあってほんとうに長期熟成に向いてるなあと実感!

そして月曜日はバーベイト社のワインメーカーリカルドさんとその奥様が蜜月にご来店!!

マデイラは、甘口は食後にデザートワインとして、辛口は食前酒として飲まれる他、最近はカクテルにしたり食事と合わせて飲んだりする方も増えているとのこと。マデラソースでフォワグラを食べるのはフレンチの定番なので、料理との相性も探ってみたらいろいろ可能性があるんだと思います。(BARBEITOのHPに行くと食事との相性が詳しく掲載されているのでご興味がある方はぐぐってみたらおもしろいですよ♪)また、長期熟成できるのでバースディヴィンテージを探している方にもおすすめです。

バーベイト マデイラワイン (Barbeito Madeira)
最後にデルヴィーノレゼルバにサインをしてもらいました♪