LINEで送る

Ataraxia Wines

アタラクシア・ワインズ

アタラクシア・ワインズの写真1 アタラクシア・ワインズの写真2 アタラクシア・ワインズの写真3
URL http://www.ataraxiawines.co.za
設立 2004年
本拠地 Hermanus(ヘルマナス)
当主 Kevin Grant(ケヴィン・グラント)
畑の総面積


❦ 詳細・歴史

アタラクシア・ワインズは2004年ケヴィン。グラントとその妻ハンリによってヘメル・アン・アード・リッジに設立されたワイナリーです。

ケヴィン・グラントはアイゼンバーグ醸造研究所を卒業後、10年以上もの間かの有名はハミルトン・ラッセルの醸造責任者を務め、フランス、オレゴン、ニュージーランド、オーストラリアで各地のワイン造りを学びます。この地方の偉大なテロワールを表現する為に数人の仲間とともに畑を購入、ワイナリーを設立します。
ケープ・ブレンドと言われるブレンドの妙を表現したセレニティの他、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネが生産されています。2015年にはデキャンタ誌でブルゴーニュ以外の最高のシャルドネ12本に、同じく南アフリカのカーショウ・ワインズとクリスタルムのクレイ・シェールとともに選出されました。
日本ではシャルドネがワインレポートで取り上げられ一躍有名になりましたが、当店ではシャルドネが入荷するずっと前からセレニティで高い人気を集めていました。試飲会でのソーヴィニヨン・ブランの人気も高く全体的に高品質なワインを造っていると言えるでしょう。


❦ 畑

ウォーカー・ベイのヘメル・アン・アード・リッジでも標高の高いスカイフィールズと知られる場所に50haを所有。この地は大西洋より35km程に位置し、大西洋からの風の影響で暑さが和らげられます。
テーブル・マウンテンの砂礫、ケープ花崗岩にボッケヴェルド頁岩など14の異なる土壌がこの土地の地質を作り上げています。畑は全て南向きの斜面。シャルドネとピノ・ノワールが6haずつ、合わせて12haがブドウの畑として使用されています。


❦ 醸造

収穫は手摘みで細心の注意を払って選果を行い、人的介入を避けた自然な醸造を行っています。


❦ スタッフコメント

Ataraxia(アタラクシア)

長年ハミルトン・ラッセルの醸造長をつとめてきたケヴィン・グラント氏のワイナリー。畑はヘメル・アン・アードリッジにあり、最も高い畑は標高398メートルの高さにあります。(ちなみにハミルトン・ラッセルの最も高い畑は198メートルです)冷涼な気候をいかしたブルゴーニュスタイルのシャルドネと地中海の伝統的な品種をブレンドした赤ワインとソーヴィニヨン・ブランを造っています。樹齢が若いためまだリリースされていないピノ・ノワールがすでに話題になるなど注目のワイナリーです。

ここのセレニティは、ピノ・ノワールではなくて、地中海の品種が数種類ブレンドされています。ケヴィンの、「品種よりワインのスタイルを気にしてほしいんだ、どこのブドウかとか、誰が造ったかとかそっちが大事だと思うんだ」という意向により、何がどれだけブレンドされているかは明らかにされていません。
(バックラベルを見ると黒で消されているようなところにうっすら何か書いてあるのが見えますが…ここでは内緒!ぜひ手に取って見てみてください)

このワインは、凝縮感とスパイシーさ、ドライハーブのニュアンスがあって、構成はしっかりしていて果実味も濃いのに、なぜか飲みやすい。気づくと一本終わってしまうというスムースな飲み口が特徴です。2009年はウェスタンケープのベストビンテージの一つ。今とても飲み頃です。

「ブルゴーニュワイン最近高くなったよね、消費税も上がったし」とぽろっとこぼしたがある方〜こちらのシャルドネもおすすめですよー!

ataraxia tasting room
アタラクシアのティステングルームは昔の教会のような建築で、中は現代アートが飾られており、とても素敵な空間でした。