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Rijk's

ライクス

ライクスの写真1 ライクスの写真2 ライクスの写真3
URL http://www.rijks.co.za
設立 1996年
本拠地 Tulbagh(タルバッハ)
当主 Neville Dorrington(ネヴィル・ドリントン)
畑の総面積 136ha
資料提供 Raffine


❦ 詳細・歴史

ネヴィル・ドリントン氏がケープ・タウンで20年間働いた後、第二の人生を田舎で、と思い立った時、健啖家であったことから、ブドウ栽培をしようと決意しました。タルバッハは、スワートランドよりやや内陸寄りにあり、やはりカルトワインの産地となっています。土壌をリサーチをし、136 haの手つかずの未開墾の土地に決定し、灌漑し1996年に設立しました。


❦ 畑

畑全体は片岩でできています。540万年前の地質的なズレから生じた衝撃により泥板岩の堆積層が垂直になり、水はけのよい土壌となりました。300mmの表土の下には薄い粘土質層があり、そこから垂直に泥板岩があります。この薄い粘土層が土壌の水分保持に役立っています。 根が伸びていけるように、植樹する前にブルドーザーで1.5m深さまで泥板岩を引き裂きました。適切な排水を確保するために、各ブロックごと、底にトレンチ排水を設置しました。泥板岩は保水性がよくないので、灌漑後や25mmほどの降雨から5~6日もすると土壌は干上がります。これが高品質なブドウを生育できる利点となっています。成長が必要なブロックには最良のタイミングで灌漑し、果実を凝縮させたい場合は、水分を制限するといった具合です。 この泥板岩のもう一つの利点はPHの少ないワインに仕上がるといういことで、結果、よく熟成するワインになります。 設立当初は国際品種も植えましたが、2000年にはそれらを除去し、畑に最も適していると考えられるシュナン・ブラン、ピノ・タージュ、シラーズに専念しています。


❦ 醸造

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❦ スタッフコメント

ゴージャスな革製品の会社で成功をおさめたネヴィル・ドリントン氏が設立した、シュナン・ブラン、ピノタージュ、シラーに特化したワイナリーです。ワインを熟成させてから出荷するため購入してすぐに飲み頃のこなれた味わいが楽しめます。トップクオリティーのシュナン・ブランとピノタージュは、いままでこの品種にあまりよい印象がなかった方にぜひ飲んでいただきたいモダンで洗練された味わいです。

シュナン・ブランは、フランスロワール地方と南アフリカで広く栽培されているブドウです(おいしいのになかなか目立たなくて、スパークリング、ライトからフルボディの白、甘口まで非常にいろいろなスタイルのワインとなることができる器用な品種です)。メロン、桃、、熟したオレンジや蜂蜜の香り。非常になめらかで落ち着いた口当たりです。果実の厚み、樽熟成による複雑さと余韻の長さがあります。ライクスは樽の使い方が上手ですね〜新樽と古樽を巧みに組み合わせて使い、ワインと樽が継ぎ目なくなじんでいるところが魅力です。

また、このヴィンテージが多分最後になるエステートシリーズ「ザ・マスター」もこの機会にぜひ!

rijk's ライクス

Rijk's Chinin Blanc

オーナーのネヴィル・ドリントン氏