Sijnn

サイン

URL	http://sijnn.co.za
設立	2000年
本拠地	Malgas（マルガス）
当主	David Trafford（デイヴィッド・トラフォード）
畑の総面積	20ha

❦ 詳細・歴史

サインは南アフリカ最高峰のモダンスタイルの赤ワインを生産するド・トラフォードのオーナー、デイヴィッド&リタ・トラフォードによる新たなプロジェクト。2000年にマルガスを訪れたデイヴィッドとリタはこの地のポテンシャルに惚れ込み、ワイナリーを設立します。
マルガスは2010年にW.O.に認定されたまだ新しいワイン産地で、西ケープ州東部、インド洋から15km程に位置しています。海洋性気候に属しており、年間降水量は350mmと少なく、海風の影響を受けるため滅多に30度を超える事の無い冷涼なエリアでブドウの栽培に適しています。しかしデイヴィッドが引きつけられたのは環境ではなくむしろ土壌。ポルトガルの銘醸地ドゥロに似たボッケヴェルト頁岩を下層土に持つ岩の多い沖積土で非常に痩せており、ブドウはゆっくりと成熟に向かいます。この土壌により凝縮感が有り、ストラクチャーにすぐれながらもフレッシュさも損なっていないバランスの優れたワインが生み出されています。
今日ではステレンボッシュ大学を卒業後トカラ、カノンコップで研鑽を積んだアシスタント・ワインメーカー、Charla Haasbroekが醸造を担当、ジャンシス・ロビンソンやティム・アトキンなどのワイン評論家から高い評価を獲得しています。

❦ 畑

20ha程の畑には地中海性ブドウのシラー、ムールヴェードル、トゥーリガ・ナショナルなどの黒ブドウ品種とシュナン・ブラン、ヴィオニエ、ルーサンヌといった白ブドウ品種が有機的なアプローチで栽培されています。

❦ 醸造

テロワールを表現する為に人的介入を出来る限り避けたシンプルな醸造が行われています。