LINEで送る

Bodegas Albamar

ボデガス・アルバマル

ボデガス・アルバマルの写真1 ボデガス・アルバマルの写真2 ボデガス・アルバマルの写真3
URL https://www.facebook.com/BodegasAlbamar/
設立
本拠地 Cambados(カンバードス)
当主 Xurxo Alba Padín(スルソ・アルバ)
畑の総面積
資料提供 RAFFINE


❦ 詳細・歴史

一説にはフランスの修道士がブドウを持ち込み、この川沿いでブドウ栽培が広がったとされ“アルバリーニョの父”と呼ばれる、ガリシア地方の中心を流れるウミア川。
この川が太平洋へ流れ込み多くの渡り鳥がくる河口の街、カンバードスの郊外にワイナリーはあります。
もともとは現ワイナリーの当主であるスルソの父親でレンガ職人だったルイが1980年代にこの地で2ヘクタールの土地を手に入れブドウ栽培を開始し母親のイザベルと共に小さな商店と食堂を営みながらラベルを張らならいボトルワインと量り売りを現地の人たちに行っていました。子供のころから両親のことを見て育ったスルソはワインに興味を持つと共に世界中のワインとその栽培へとその好奇心はつながっていきました。義務教育が終わるころには「この土地のワインを作ろう!」と決心し学校で醸造を、さらには農業機械や食品機器の技師を学び自身に身につけ、2006年に両親から畑を引き継ぎ3人の仲間と共にワイナリーを設立。

イナリー名のAlbamar(アルバマル)はスルソの姓がAlba(アルバ)であることと、この地を代表するブドウ品種Albariñoの一部から。そして彼らと契約農家の畑は海沿いにあるため海を意味するMar(マル)であること。これらの意味を掛け合わせてできた言葉からきています。



❦ 畑

白ブドウ:アルバリーニョ、黒ブドウ:カイーニョ、エスパデイロ、メンシア
2ヘクタールの自社畑からスタートしたワイナリーは、レンタル畑、そして約20の信頼できる栽培農家からブドウ(約6ヘクタール分)を購入しワイン作りをおこなっています。
さらに2020年には海沿いにある土地を取得することができ白ブドウのアルバリーニョ、そしてこのエリアの希少な黒ブドウのカイーニョ、エスパデイロ、メンシア、を3.5ヘクタール分植樹。
将来的にはもう少し栽培面積を増やし、現状このエリアではほとんど栽培されていない特に黒ブドウの伝統3品種の良さを改めて知ると同時に地域のブドウ農家と共に栽培を増やしていきたいと語っています。海沿いで湿度が高い場所ながら自社畑はオーガニックを実践。


❦ 醸造

白ブドウ、黒ブドウ共に収穫後、ステンレスタンク、大樽に入れ野生酵母で発酵。
翌年の2月~3月まで一切手を加えず、この時期に初めて状態を確認、タンクごとのワインの味をみてブレンドしワインごとに落ち着かせ、それぞれのタイミングをみてセルロース100%(目の粗い)でフォルタリング、無清澄で瓶詰。