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Ukan

ウカン

ウカンの写真1 ウカンの写真2 ウカンの写真3
URL https://ukanwinery.com/en/wines/
設立 2018年
本拠地 Alavesa(アラヴェサ)
当主 Koldo Eguren(コルド・エグレン)
畑の総面積 9.5ha
資料提供 RAFFINE


❦ 詳細・歴史

2018年創設。ラ・リオハ州の州都であるログローニョ郊外にある倉庫の一画で4人からスタートしたワイナリーです。代表のコルドはこの地で代々ワイン作りをしている生産者の5代目。
ワイナリー名のUKANはバスク語で英語にするとHave、その土地の全てを持つという意味であり、「伝統あるリオハ・アラベサの恵まれた土地をよりワインとして表現したい」という思いで代々受け継いできた区画の一部をウカン用のブドウ畑として栽培を行っています。
リオハ・アラベサエリアの北にある山脈側、南側のエブロ川沿いなど、起伏に富んだ5区画をウカン用のブドウ畑として選び、殺虫剤や除草剤などの化学物質を使用していないトータル9.5ヘクタールを管理しています。全ての区画が無灌漑。平均樹齢は60年。栽培しているブドウはテンプラニーリョのみ。そして生み出すワインは2アイテムのみ。生産本数を限定した職人的なエレガントスタイルのワインはファーストヴィンテージとなる2018年から評判を呼び、今では世界中からオファーがきている生産者です。



❦ 畑

●リオハ・アラベサエリアにある5つのエリアにある区画のブドウを使用:ラグアルディア(標高630m)、エルシエゴ(標高460m)、エルビラール(標高590m)、ラプエブラ(標高440m)、アサ(標高380m)
●土壌:粘土石灰
●樹齢:35年~90年、平均樹齢60年
●畑:収量制限に加えて殺虫剤、除草剤などの化学的なものは使用せずに自然環境を破壊せずに継続的な環境が行えることを目指した農法でのブドウ栽培。
●収穫:全て手摘みで15kgのボックスでワイナリーへ運び手作業による選果。


❦ 醸造

●区画ごとに20hlの樽とコンクリートタンクでの自然発酵。
●リオハ・アラベサの伝統的な醸造方法であるマセラシオン・カルボニカ(発酵槽にブドウの房ごと入れ、自体の重みで下のブドウがつぶれ、果汁がゆっくりと、自然に発酵をスタート)によるワイン作りをすることで、滑らかで繊細なこのエリアの土地と葡萄ならではの味わいのワインが生まれます。
●フレンチオークの新樽と古樽でのマロラクティック発酵によりワインに柔らかさと奥行きを加えます。