LINEで送る

Domaine Marc Kreydenweiss

ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイス

ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイスの写真1 ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイスの写真2 ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイスの写真3
URL http://www.kreydenweiss.com/
設立 1948年
本拠地 Andlau(アンドロウ)
当主 Antoine Kreydenweiss(アントワーヌ・クライデンヴァイス)
畑の総面積 29ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイスはアルザスを代表する生産者の一人で3世紀に渡って生産を行う家族経営のドメーヌです。

フランス革命以前、ドメーヌの畑の一部はアンドロウ修道院に属していました。その頃の面影はドメーヌのセラーの正面にあるロマネスク様式の協会から見て取ることができます。
1850年になると当時の当主アルフレッド・グレッセールはこの時代では非常に珍しいドメーヌ元詰めを初めて行います。そして1918年アルフレッドの息子フェルナン・グレッセールは畑を増やし、ワインビジネスを開始。またフェルナンはパリの一流レストランへ卸す為にこの地方で初めてトラックを購入しました。そして1948年フェルナンの娘デニスがアンドロウ村に本拠地を置くワイン生産者ルネ・クライデンヴァイスに嫁ぎます。ドメーヌ・クライデンヴァイスとしての歴史はこのときから始まりました。デニスは夫とともに特別な顧客に向けたダイレクト・セールを開始、ドメーヌは更なる発展を迎えます。1971年、若干23歳のマルク・クライデンヴァイスがドメーヌを引き継ぎましたがこの当時5haの畑から取れた生産量の殆どはドイツの友人へと販売されていました。
1983年にドメーヌは大きな転換期を迎えます。マルクは偉大なワイン造りに取り組む為にブドウの収量を40hl/haまで落としたのと同時に、伝統を受け継ぎながらも現代的な醸造方法を取り入れる事にしました。

1989年にはビオディナミ農法を実践し始め、土壌が活力を帯びたおかげで今までよりもバランスの取れた健康なブドウが収穫されるようになり、更にその名声は高まります。
2000年からは生産を拡大しローヌ地方に進出。そこでもアルザス同様に高い評価を獲得。またシャトーヌフでビオディナミ栽培を行うブドウ栽培農家と協力してファミーユ・クライデンヴァイスを名乗りネゴシアンとしても活動しています。
現在ドメーヌは息子であるアントワーヌが父マルクの意思、哲学を継ぎドメーヌを運営しています。


❦ 畑

アルザスに3つのグラン・クリュを含め13ha、ローヌに16haを所有。
全ての畑でビオディナミ栽培を行い、ブドウは完璧に成熟してから30〜40hl/haを超えないように選果を伴い収穫を行います。


❦ 醸造

醸造に入る前にもう一度選果を行いステンレスタンクで発酵後、大樽を用いて熟成。タンク間の移動ではポンプを使用せず、ワインに負荷をかけないようにしています。