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Nicolas Barbou

ニコラ・バルブー

ニコラ・バルブーの写真1 ニコラ・バルブーの写真2 ニコラ・バルブーの写真3
URL https://www.instagram.com/nco_ba/
設立 2019年
本拠地 Oisly & Chissay(ワズリー&シッセイ)
当主 Nicolas Barbou(ニコラ・バルブー)
畑の総面積 2.3ha
資料提供 TIRE-BOUCHON


❦ 詳細・歴史

ニコラ・バルブー(Nicolas Barbou)は、フランス・ロワール地方トゥーレーヌを拠点に、世界中の愛好家から熱視線を浴びる新世代の若手天才醸造家です。
名門ワイナリー「ドメーヌ・デ・コルビリエール(Domaine des Corbillières)」の家系に生まれ、ニュージーランドやブルゴーニュで修業を積みました。

特にブルゴーニュでは、伝説的な自然派の巨匠ジャン・イヴ・ビゾや、ムルソーの名門であるボワソン・ヴァド(Domaine Boisson Vadot)のもとで白ワイン造りの緻密な基礎を学びました。
故郷に戻り、自身のプロジェクト「Utopie Créative(創造的ユートピア)」を始動。

彼のワイン造りは、自社畑での有機栽培、野生酵母による自然発酵、亜硫酸塩(SO2)を最小限に抑えた究極の低介入が特徴です。一般的なロワール・ソーヴィニヨン・ブランの「フレッシュで早飲み」という既成概念を覆し、ブルゴーニュ的な樽熟成を用いることで、圧倒的な透明感、深み、まっすぐな塩気を引き出します。そのエモーショナルな質感と希少性から、現在は「トゥーレーヌのビゾ」とも称され、世界的に入手困難なアイコンワインとなっています。


❦ 畑

ニコラ・バルブーのワイン造りの根幹は、「テロワールのエネルギーをそのまま表現する」という哲学に基づいた、徹底的な有機栽培と厳格な畑の管理にあります。
ロワール地方トゥーレーヌ地区のワズリー(Oisly)を中心に約2.3ヘクタールの自社畑を所有。
この地特有のシレックス(火打石)、粘土、石灰質が混ざり合う土壌が、ワインにまっすぐな塩気と強烈なミネラル感を与えます。
化学農薬や化学肥料は一切使用せず、ビオディナミの思想を取り入れたサステナブルな方法で土壌の生命力を高めています。
ブドウの房数を厳しく制限(グリーンハーベスト)し、生き残った果実に大地の栄養と凝縮感を集中させます。
収穫期には畑で完璧に熟した実だけをすべて手摘みで厳選。傷のない健全なブドウのみを醸造所へ運びます。


❦ 醸造

ニコラ・バルブーの醸造(ワイン造り)は、ブルゴーニュの伝説的なドメーヌで培った緻密な技術をベースにした、「究極の低介入(ミニマル・インタベンション)」と「長期の樽熟成」が最大の特徴です。

全房圧搾と自然発酵:手摘みで厳選したブドウを破砕せず全房のまま優しく圧搾し、ピュアな果汁を抽出します。発酵は培養酵母を一切足さず、ブドウに付着した野生酵母のみで自然に進めます。

実家とコシュ・デュリ(Coche Dury)家との親交、さらに修業先であるジャン・イヴ・ビゾ(Jean-Yves Bizot)から直接譲り受けた、極めて高い品質の古樽を醸造・熟成に使用しています。

一般的なロワールのソーヴィニヨン・ブランはステンレスタンクで短期間熟成されますが、彼は新樽約30%、古樽約70%の割合で20ヶ月におよぶ長期樽熟成を施します。これにより、ワインに圧倒的な深みと複雑さが生まれます。

清澄や濾過(フィルター)は行わず、ワイン本来の旨味を残します。亜硫酸塩(SO2)はボトリング時にごくわずかに添加するのみか、あるいは完全無添加で仕上げられます。