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Weingut Kreuzberg

ヴァイングート・クロイツベルク

ヴァイングート・クロイツベルクの写真1 ヴァイングート・クロイツベルクの写真2 ヴァイングート・クロイツベルクの写真3
URL https://weingut-kreuzberg.de/
設立 1953年
本拠地 Dernau(デルナウ)
当主 Ludwig Kreuzberg(ルートヴィッヒ・クロイツベルク)
畑の総面積 10.5ha
資料提供 Herrenberger Hof


❦ 詳細・歴史

クロイツベルク醸造所は、赤ワインが著名な西ドイツ最北のワイン生産地のアール地方に所在しています。中心地の街、デルナウのブドウ畑は秋になると紅葉が美しく、ドイツ中から観光客が訪れます。シュトラウスヴィルトシャフト(期間限定のワイン居酒屋)も経営しており、ワイン片手にツヴィーベルクーヘン(玉ねぎのピザ)を食べたり、ハイキングを楽しむことができます。
以前はアールワインの中心地デルナウに醸造所がありましたが、現在はデルナウから北に約20kmの街、メッケンハイムに醸造所があります。2021年7月にアール地方で発生した洪水被害の影響で、一時的に移転しています。
所有畑はデヴォン紀の粘板岩からなる土壌が多く、渓谷に挟まれており、個々の畑で局所的気候が形成されやすいため、寒暖差の生まれやすい産地です。クロイツベルクさんのワインには、気候の寒暖差もワインに見事に表現されています。


❦ 畑

栽培面で例を挙げると、剪定、徐葉、グリーンハーベストや手摘み収穫を丁寧に行い、ワインの質を高めるために厳しい収量制限を行っています。ブドウやワインを丁寧に扱い、細心の注意を払いながらワイン造りを行っています。
年前の古生代デヴォン紀に堆積された粘板岩がデヴォンシーファーです。
赤茶色がマーブル状に交じる粘板岩から、涼やかでミネラル感に富んだ味わいが生まれます。最北の冷涼地アールで生産されるピノ・ノワールは、バーデンとは異なり、甘酸っぱくジューシーな果実感と、硬質なミネラルを感じます。


❦ 醸造

(アール地方)の醸造における最大の特徴は、「自然に任せ、可能な限り優しく手を加えない」というミニマリスティックな伝統的アプローチです。テロワール(粘板岩土壌)の個性をワインにそのまま映し出すため、以下のような強いこだわりを持って醸造が行われています。

発酵を終えた赤ワインは、フレンチオークまたはドイツ伝統の大樽に移され、最長で20ヶ月間熟成されます。

スタンダードクラス: ブルゴーニュ風の小樽ではなく、あえてドイツ伝統の1000Lの古い大樽を使用します。樽特有のバニラ香や渋みが付きすぎるのを抑え、ピノ・ノワールのピュアな果実味と美しい酸、硬質なミネラル感をピュアに引き出します。

上級・特級(GG)クラス: 新樽および旧樽のフレンチオーク(Barrique)を使い分け、より複雑味と深みのある構造を持たせます。

全ての赤ワインは樽熟成の過程で、リンゴ酸をまろやかな乳酸に変えるマロラクティック発酵(乳酸発酵)を自然に経ます。これにより、冷涼なアール地方特有の尖った酸が、滑らかでエレガントな酸へと変化します
清澄や濾過(フィルトレーション)の工程も最低限に留め、ワインの旨味成分を削ぎ落とさないよう徹底されています。