イタリアのおいしいロゼワイン

イタリアのおいしいロゼというと、

エドアルド・ヴァレンティーニ・チェラスオーロ

くらいしか浮かばなかったのは昔の話で、（←昔から高かったけど、おいしかったですよね）

最近イタリアでは、生産者がロゼに力をいれはじめたことにより、品質がめきめき上がっておいしくなってきています。

本日ご紹介するロゼは、キャンティ・クラシコでここ数年評価をあげているロッカ・ディ・モンテグロッシを運営するマルコ・リカーゾリ・フィリドルフィ氏が、「サンジョヴェーゼでどんな料理にも合わせられるシリアスな辛口ロザートを作りたい」という願いで造られました。

味ですが、繊細な果実のアロマと瑞々しい果実味が最初に感じられます。中間にはボリューム感とスパイスの風味。後味は旨味を伴いつつも、すっきりとしたきれのよさで終わります。

バランスが完璧です。すきのないロゼ！と思いました。

醸造は、セニエとダイレクトプレスを併用し、３〜4ヶ月のシュール・リーをしているとのこと（驚）アロマと味わいの複雑性はこの手の込んだ丁寧な造りからきているんでしょうね。

これで小売価格は2800円（税抜）と非常に良心的です。今ならロゼワインフェアで店頭では10％オフ。ぜひトスカーナ最高のロゼをお試し下さい！

ワイナリー名：ロッカ・ディ・モンテグロッシ　Rocca di Montegrossi

ワイン名：ロザート・ディ・トスカーナ Rossato di Toscana

品種：サンジョヴェーゼ90％、カナイオーロ10％
地域：トスカーナ、ガイオーレ・イン・キャンティ（I.G.T）
栽培：オーガニック、ICEA認証取得（2010年から）

小売価格： 2,800円（税抜）